＜グアム＞バイデン氏、マワールを受けてグアムに緊急事態宣言
ホワイトハウスの発表によると、ジョー・バイデン大統領は、超大型台風マワールを受けてグアムに緊急事態宣言を行うことを承認し、地元の対応努力を補完するための連邦政府の支援を命じました。
ホワイトハウスのリリースによると、この宣言は、連邦緊急事態管理庁に、緊急事態による苦難を緩和することを目的としたすべての災害救援活動を調整し、必要な緊急措置のための支援を提供する権限を与えるものです。
「具体的には、FEMAは、緊急事態の影響を緩和するために必要な設備や資源を特定し、動員し、その裁量で提供する権限を有する。緊急保護措置（カテゴリーB）は、公的支援プログラムの下、連邦政府の直接支援に限定され、75％の連邦資金で提供されます」とリリースは付け加えています。
ルー・レオン・ゲレロ州知事は、5月21日に当時の熱帯性暴風雨マワールを想定して非常事態を宣言し、マワールがグアムの健康、安全、福祉に対する差し迫った、信頼できる、重大な脅威であると強調しました。
5月22日、知事はバイデン大統領に書簡を送り、グアムの非常事態を宣言し、人命救助と島の財産保護のために連邦政府の補助的支援が必要であることを告げました。
「私は、連邦政府の直接支援に限定した公的支援緊急保護措置を要請します。具体的な連邦政府の直接支援のニーズは、国防総省の戦略的空輸、集団介護・避難物資、発電機などです」とレオン・ゲレロ知事はこの書簡の中で述べています。
グアム州知事は大統領に対し、地元政府が「この緊急事態にスタッフォード法が要求する、該当するすべての連邦政府以外の共有コスト」を引き受けることを証明しました。
レオン・ゲレロ知事は、グアム国土安全保障アドバイザーで民間防衛局の管理者代理であるサマンサ・バーナン氏を、この緊急事態のグアム調整官として指定しました。
火曜日午後5時現在、マワールは超大型台風に分類され、知事が最初に緊急事態を宣言して以来、その勢力を増しています。
グアム国立気象局の主任気象予報士であるランドン・アイドレット氏は、マワールを2002年の超大型台風ポンゴスナよりも悪化する可能性のある基準的な嵐と位置づけています。
