＜サイパン＞CPA は 5 億ドルのテニアン港湾プロジェクトを承認
コモンウェルス・ポート・オーソリティ（コモンウェルス港湾局）理事会は木曜日、CPA決議2023-4と、5億ドルのテニアン港共同区域開発プロジェクトを承認する意向書（LOI）を採択しました。
この承認は、国防総省が2025会計年度からプロジェクトに資金を提供するための議会の国防認可を確保するのに役立つと、CPA理事会は木曜日の声明で述べました。
西太平洋における防衛支援施設の全体的な開発の一環として、国防総省はインド太平洋司令部を通じて、7月3日にCPAにLOIの要請書を提出し、CPAの支援を正式に要請しました。
テニアンにおける国防総省のプロジェクトには、2つの倉庫施設の建設、4つのバースの補強と修理、港の28フィートまでの浚渫、フィンガーピアAの撤去、港外への2つの係留ブイの設置が含まれます。
CPA理事会にとって、このプロジェクトの重要な側面は、港湾区域を保護するための4,600フィートの防波堤の修復です。
しかしCPA理事会によると、この決議の採択は、CPAがすでにこのプロジェクトに同意していることを意味するものではないとしています。単に、DoDが連邦政府の資金を確保できるようにする一方で、合意に向けた話し合いの開始を告げるものであるとのことです。
CPA理事会は同時に、プロジェクト案を検討し、テニアンでタウンホール・ディスカッションを行い、CNMIとテニアンの指導者と会談しました。
CPA 理事会によると、米軍はテニアン海港を所有することはないが、DoD は、CPA が多額の保証金と負担すべき財政的義務なしには到底賄うことのできないプロジェクトのための資金をもたらすとしています。
CPA は、港湾局はテニアン港を所有するが、国防総省は港を修理、建設、維持するための地役権を有すると繰り返し述べました。CPA と国防総省は共に、民間、商業、軍事目的のために港を開発すると CPA 理事会は言っています。
CPA理事会がLOIを承認したことに対し、アーノルド・パラシオス知事は次のように述べました： 「このプロジェクトは、米国と軍とのパートナーシップによる大規模なインフラプロジェクトです。再建されたテニアン港は、我々の規約のビジョンと一致する、より強力な支援施設です」
CPA のクリストファー・テノリオ事務局長は、「国防総省とのパートナーシップにより、私たちのコミュニティと、国家安全保障のための米国との戦略的パートナーシップのために、近代的で機能的なテニアン港を手に入れることができるので、この合意は記念碑的なものです」と述べました。
CPA のキンバリン・キング＝ハインズ理事長は次のように言っています： 「テニアンの空港と港は、修理され維持されることで、開発と進歩のための重要なリンクを提供します。この意向表明書により、国防総省は資金を確保することができ、CPA は可能な限りの方法で相互の利益のためにプロジェクトにコミットします。これは、2019年の転用リースと同様の交渉プロセスの始まりです。我々はCNMIのための機会を追求することに興奮しています」
