<グアム>グアム空港公団、ロッテ免税店とのリース契約を3年間延長
グアム国際空港公団理事会は、ロッテ免税店とのコンセッション契約をさらに3年間延長しました。
この契約は10年間、競合のDFSグアムによる法的挑戦の対象でしたが、今月初めにルー・レオン・ゲレロ知事が署名した法案により延長が可能となりました。
同法案は、COVID-19と台風マワーによる苦難から観光産業が回復するには数年かかるとし、現行の空港コンセッションの延長が空港と島の最善の利益になると述べています。
空港役員は、新たな提案依頼を出すのではなく、リース延長を交渉し、実行する権限を与えられました。
当初の10年間の高級品販売契約は2013年7月21日に発効され、木曜日に満了となります。2013年以前は、DFSがコンセッション契約を保持していました。
2023年度の空港利用者数が2019年度の約半分になると予測されるため、コンセッション契約に調整が加えられました。
延長された契約では;
- ロッテは、契約年度の年間コンセッション賃貸料として264万ドルを前払いする。
さらに、契約期間中の累積旅客数に基づき、旅客1人につき一定の料金を支払う。最初の100万人までは1人当たり4ドル。100万人から150万人までは1人当たり4.50ドル。搭乗者数が150万人を超える場合は、1人当たり5ドル。
- 損害賠償の弁護料と抗議訴訟の費用は、1リース年あたり120万ドルを上限とする。
- また、年間800万ドルの最低履行保証があり、ロッテは最低250万ドルの設備投資に同意し、約200万ドルをグッチブティックに充てる。
- ロッテは90日以内にグアム製商品に関する計画を提出し、その計画は提出後120日以内に実施される。
- ロッテは、引き続きスペースを維持し、グアムとマリアナ諸島の独自性を体現した雰囲気を旅行者に提供する。
- リース期間は2026年7月20日までとなる。