<サイパン>カジノ委員会、IPIに対する取り消し審問を進める
コモンウェルス・カジノ・コミッションは、拘束力のない仲裁を義務付けたNMI地方裁判所の判決を覆す第9巡回区連邦控訴裁判所の判決を受け、インペリアル・パシフィック・インターナショナルに対する取消審判の準備を進めています。
木曜日の会合後のインタビューで、委員会のエドワード・C・デレオン・ゲレロ委員長は、第9巡回区判決が出たとき、仲裁人トーマス・J・ブリュワーが決定を下すのを待っていたと語りました。
「仲裁人が異なる判断を下す理由はありません」
しかし、IPIは第9巡回区に判決の再考を求めているとのことです。第9巡回区は8月12日までにIPIの要求を認めるか否かを決定します。
8月12日以降、デレオン・ゲレロ氏によれば、カジノコミッションはIPIの訴えを退けるよう、仲裁人に独自の要求を提出する予定だとしています。
デレオン・ゲレロ氏は、仲裁は拘束力を持たないものであり、「仲裁は必要ない」と繰り返しました。
ラモン・M・デラ・クルス委員は、仲裁人の判断がどうであれ、第9巡回区の判決に照らせば、すでに無意味なものだと述べました。
デレオン・ゲレロ氏もこれに同意しました。
デレオン・ゲレロ氏は、年間カジノライセンス料と年間規制料の不払いを含むIPIに対する5つの強制措置について、今後、取り消し審問を予定していると言っています。
IPIは2020年3月にCovid-19規制の開始とともに閉鎖され、現在、CNMI政府に4,600万ドル以上の独占カジノライセンス料、900万ドル以上の規制料、合計5,500万ドル以上の債務を負っています。