＜グアム＞先祖代々の土地を医療施設に使用することは、鑑定と調査待ち
グアム祖先の土地委員会（Guam Ancestral Lands Commission）が所有する100エーカーの土地を医療施設の建設に使用するための法案が提案されていますが、この土地の鑑定が待たれており、さらにこの土地の調査も待たれています。
グアム祖先の土地委員会のジョン・バーチ事務局長は、先月、この土地を利用するための法案が、8月の委員会までに提出されるものと考えていたと述べました。
しかし、水曜日の会議でバーチ氏は、前提条件が保留されているため、委員会に提出される法案はないと述べました。
「私の理解では、調査は現在進行中ですが、雨のため遅れています」とバーチ氏。
新しい公立病院を含むメディカル・コンプレックス・プロジェクトは、知事政権の主要な焦点でした。
5月上旬、複合施設の建設地としてマンギラオのイーグルス・フィールド地区をリースする計画が頓挫し、プロジェクトの進展は暗礁に乗り上げました。
イーグルス・フィールド地区は連邦政府の所有地であり、その選定は、先祖代々その土地に権利を主張する家族の土地返還問題や、リース起草の透明性に対する懸念など、いくつかの論争を引き起こしました。議員たちは、連邦政府との長期リースについて立法府による審査を義務づける法案を可決しました。
7月、バーチ氏は、ルー・レオン・ゲレロ知事が医療施設用地の購入を希望し、アンセストラル・ランドに接触したことを明らかにしました。
同月、委員会は、不動産の売却またはリースの際の費用の払い戻しに関するいくつかの文言とともに、不動産の鑑定に関する決議を承認しました。
木曜日、バーチ氏は、グアム・デイリー・ポスト紙に対し、グアムの法律では、国有地の売却、リース、交換について、立法府の承認が必要であり、リースや売却の前に、不動産の価値を確立する必要があると述べました。
「鑑定士は、類似物件の最近の販売状況、現在の市場動向、物件の規模と状態の詳細に関する調査に基づいて報告書を作成します。物件の調査によって、鑑定士は物件の大きさ、境界、ゾーニングに関する情報を得ることができます」とバーチ氏は言います。
