＜グアム＞モイラン氏、グアム放射線被曝者基金の最終ハードルクリアに尽力
ジム・モイラン氏は、議会が今後数ヶ月の間に2024会計年度の国防予算の最終調整に取り組む中、グアムへの放射線被曝補償の確保に取り組むと述べました。
下院は、原爆実験によって被害を受けたグアム住民が放射線被曝補償法（RECA）の対象となる前にクリアしなければならない最後のハードルです。
上院は先月、グアムや他の管轄区域をRECAに含めることを僅差で決定しました。つい先週、ジョー・バイデン大統領は、原爆発祥の地であるニューメキシコで、放射線の被害を受けた住民のケアを支援する意思があると語りました。
モイラン米下院議員がグアム・デイリーポスト紙に語ったところによると、上院と下院の国防予算案の相違を調整するため、来月にも両院協議会が開かれる可能性があるとのことです。モイラン代議員は、会議での議席を求めており、グアムの代表として出席するよう、事務所で主張してきたと語りました。
「私の目標は、RECA（適用範囲）がそこに留まるようにすることです」
彼は、この法案が下院議員の間で広く支持されるかどうかを測るのは難しいと述べました。
「400人以上の同僚がいます。私の友人たちは議会で私を支持してくれます。それは400人全員ですか？いいえ、しかし、……上院が承認すれば大きな問題ではありません…いくつかの支持は得られるだろうが、（勝利に必要な）全体的な支持は、それがいつ最前線に出るかにかかっている」とモイラン氏は語りました。
「今現在、これがこの法案を法制化するための最も理想的なルートです。このルートが失敗した場合は、上下両院の法案提出者全員と協力し、再集合して別の手段を試みるつもりです」と同氏は語っています。
太平洋放射線被爆者協会のロバート・セレスティアル会長は、モイラン代議士に電話やメールをするよう呼びかけました。
「これはグアムで苦しみ、亡くなったすべての人のためのものであり、下院で可決させる必要があるのです。私たちは、アメリカのフロントライン・コミュニティ・グループの友人たちと力を合わせ、上院で可決させることができました。今、モイラン下院議員は正しいことのために立ち上がり、闘う必要がある」とセレスティアル氏はポスト紙にもメッセージを寄せました。
モイラン代表議員は、RECAを含めることが優先事項だと述べました。
「私たちがコントロールできる範囲内で、この問題を擁護し続けるつもりです」とモイラン氏は語りました。
モイラン氏はまた、グアムの生存者に補償を受けさせるための単独法案も提出しています。
