＜サイパン＞バイデン-ハリス政権、太平洋諸島のリサイクルインフラに190万ドル以上を投資
サンフランシスコ（EPA） – 米国環境保護庁は、ジョー・バイデン大統領の「米国への投資（Investing in America）」アジェンダから、米領サモア、北マリアナ諸島連邦、グアムでリサイクルインフラと廃棄物管理システムを拡大するために193万8,261ドルを拠出すると発表しました。
EPAは、新たに創設された「リサイクルのための固形廃棄物インフラストラクチャー」の下、総額7,300万ドル以上の補助金を受け取る全国25の地域を選定しました。さらにEPAは、固形廃棄物管理計画、データ収集、計画の実施を改善するために、州および準州に対して約3,200万ドルを用意しています。この助成金は、EPAの国家リサイクル戦略の実施を支援するもので、材料、製品、サービスを可能な限り長く循環させることに専念する経済、いわゆる「循環型経済」を構築するためのものです。
「これらの革新的な地方自治体、準州、および州からの補助金は、太平洋南西部全域における廃棄物ゼロの課題を解決するものです」とEPA太平洋南西部地域長官のマーサ・グズマン（Martha Guzman）氏は述べています。「EPAは、廃棄物を削減し、温室効果ガス排出量を削減し、環境正義を推進し、今後数十年にわたって利益をもたらす循環型経済への移行を支援するこれらの画期的な取り組みを支援できることを誇りに思います」
「EPAの助成金は、CNMIの、よりクリーンで環境に優しい連邦の未来への取り組みを促進するものです。また、廃棄物が最小限に抑えられ、資源が保護され、手つかずの自然の美しさが何世代にもわたって保たれるという共通のビジョンに、私たちの島々を近づけるものです」とCNMIのアーノルド・パラシオス知事は述べています。「これを可能にしたCNMI島嶼間固形廃棄物管理タスクフォースとEPAの共同作業に感謝しています。私たちは共に、より持続可能なCNMIへの道を歩んでいきます」
「この重要な資金を確保するために尽力したCNMI島嶼間固形廃棄物管理タスクフォースを称えたい。SWIFRを通じて、CNMIはリサイクルの取り組みを飛躍させるため、設備と人材に重要な投資を行う。知事と副知事を代表して、CNMIは、持続可能性と廃棄物ゼロの達成に対する連邦のコミットメントをたゆまず支援してくれた米国環境保護庁に感謝します」とCNMI計画開発局のエリザベス・バラジャディア局長代理は述べました。
太平洋諸島の補助金
– 米領サモア（753,755ドル）： 米領サモア電力公社は、全島を対象に、収集の確立、増加、拡大、最適化を図り、リサイクル・インフラを改善する。プロジェクト・チームは、固形廃棄物管理計画を策定し、島々およびフティガ埋立地でリサイクル品を回収するための中継ステーションを設置し、リサイクル・データを収集し、一般への働きかけと教育を実施する。
– 北マリアナ諸島連邦（612,441ドル）： 北マリアナ連邦計画開発局は、リサイクル機器の購入と修理を行い、運営スタッフを追加雇用する。ロタとテニアンのベーラーで金属くずと廃車を処理し、サイパンの車両で緑色廃棄物を管理し、サイパンの機器で機密データ破壊と電子機器リサイクルを支援する。
– グアム（572,065ドル）： グアム環境保護庁は、グアムの全村の数千人の住民に家庭での堆肥作りとガーデニングの訓練を提供することで、廃棄物ゼロを推進する計画である。参加者には堆肥入れとバケツが提供され、廃棄食品を減らし、家庭菜園用の花壇が作られ、地元産の農産物が供給される。研修とデータ収集は、非営利の助成団体によって支援される。
バイデン大統領の「インベスティング・イン・アメリカ・アジェンダ」は、アメリカ経済をボトムアップとミドルアウトの両面から成長させるもので、国のインフラの再建から、アメリカにおける民間部門の製造業とクリーンエネルギーへの4700億ドルを超える投資の促進、4年制の学位を必要としない高賃金の仕事による製造業と技術革新ブームの創出、気候変動と闘い、地域社会をより強靭にするクリーンエネルギー経済の構築まで、多岐にわたります。
EPAのリサイクル固形廃棄物インフラ補助金プログラムは、大統領の「ジャスティス40」イニシアティブも推進している。7,300万ドルのうち約5,600万ドル（76％）が、不利な立場にある地域社会に恩恵をもたらすプロジェクトに充てられます。
リサイクルのための固形廃棄物インフラ補助金プログラムの選考対象者およびその他の超党派インフラ法関連の資金提供機会の詳細については、EPAリサイクル補助金のウェブページをご覧ください。
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