＜グアム＞判事、2019年の性的暴行で元牧師の量刑変更を却下
判決執行は今月末から開始
ティーンエイジャーへの性的暴行で有罪判決を受けた元牧師は、判事が減刑要求を却下したため、今月末から14ヶ月の刑期が始まります。
火曜日、グアム高等裁判所のヴァーノン・ペレス判事は、元牧師のレナト・ボシ被告が9月29日から14ヶ月間矯正局で服役するとの命令を出しました。
ボシ被告は2019年、第1級重罪の第2級犯罪性行為2件、軽犯罪の第4級犯罪性行為2件、軽犯罪の児童虐待で判決を受けました。
しかし、ボシ被告は判決を受けた後、グアム最高裁に上告し、最高裁は有罪判決と判決を支持しました。
上級裁判所の判決を受けて、ボシ被告は、医療問題を抱える妻の面倒を見ることができるよう、刑の修正を要求しました。さらにボシ被告は、自宅謹慎をするか、夜間のみ服役できるかを求めました。
ペレス判事は判決文の中で、特にボシ被告がすでに減刑の恩恵を受けていることを考慮すると、元の刑期を変更することを正当化するような新たな状況があるとは納得できないと説明しました。
当初、ボシ被告は最高40年の禁固刑に問われていました。しかし、彼は最初に起訴された罪状よりも軽い量刑を言い渡されたとペレス判事は述べました。
2019年に判決が下されて以来、ボシ被告は控訴と新たな申し立ての結果が出るまで刑務所を出ずにいますが、公聴会ではペレス判事から、ボシ被告の刑期がゼロになる可能性は低いので、刑期を全うする準備をするよう警告されています。
法廷文書によると、バリガダにあるリビング・ライトハウス教会の牧師であったボシ被告は、知り合いの14歳の少女に不適切な方法で複数回にわたり性的暴行を加えたとして告発されました。
