<サイパン>CPA、DFSのコンセッション期間延長要求に「ノー」

フランシスコ・C・アダ・サイパン国際空港。

寄稿写真

CPAコモンウェルス港湾局は、DFSサイパン社によるフランシスコ・C・アダ・サイパン国際空港の空港コンセッション契約の延長要請を拒否しました。

DFSサイパンがサイパン空港のマスター・コンセッショネアとしてCPAと結んでいた期限切れのコンセッション契約の5年延長を要請したことについて、法的根拠を調査した結果、CPAは延長を追求しないと決定しました。しかし、DFSサイパンはCPAに再考を求める文書を再度送付しました。

DFSは再考の要請の中で、コンセッション契約の延長に関するCPAの決定の前後に生じたいくつかの重大な課題を指摘しました。

その中には、CNMIの経済、空港運営、観光に深刻な悪影響を及ぼした超大型台風ユツとCOVID-19も含まれています。

「これらの相次ぐ大きな試練とその広範囲に及ぶ影響に鑑み、CPAが空港コンセッション契約の延長に関する前回の決定を再考することは妥当であると判断する」とDFSは書簡の中で述べています。

DFSはまた、2023年末にいくつかのブランドの撤退が予想されることにも言及しました。DFSが同様の高級ブランドを維持・誘致するためには、空港内の特定のエリアを改善する必要があり、DFSはそうした改善に関心があると述べました。しかし、売店スペースへの新たな投資を正当化するためには、少なくとも5年間のコンセッション期間が必要となります。

DFSの代表者は8月にCPA理事会に出席し、少なくともあと5年間は空港のマスター・コンセッションを保持できるような取り決めについて話を持ちかけました。

DFSは過去40年間サイパン空港のマスターコンセッションを保持してきたが、その契約は2018年に満了した。現在に至るまで、1カ月単位でマスター・コンセッションを維持しています。

DFSは、この1カ月ごとの取り決めが不確実であるため、投資を継続できないと主張しています。

そのため、DFSはCPAに対し、今後5年間は安定的に投資額を償却できるような短期的な取り決めを求めました。

https://www.saipantribune.com/news/local/cpa-says-no-to-dfs-request-to-extend-concession-terms/article_012aedb6-635a-11ee-93d4-2b7b547f1948.html

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