<サイパン>農家や園芸家に苗や苗木を無料で提供
カグマンにある農業省の施設で、唐辛子の苗の前に座るチャールズ・アイセム。
写真:Andrew Roberto
チャチャ通りに隣接する農業省のカグマン施設で栽培された苗を、商業農家や裏庭菜園家は無料で受け取ることができます。
「もしあなたがサイパンに住んでいて、農業をしたい、あるいは単に栽培をしたいのであれば、私たちから苗を手に入れてください。今、私たちは発芽させ、繁殖させ、同時に(苗を)プレゼントしています」
アイシアム氏は、彼が監督するプログラムは、マリアナ諸島の農家の作物生産を改善することに専念していると述べました。過去には、チリペッパー、トマト、カラマンシー、サワーソップ、ゴーヤ、パパイヤ、ナス、その他多くの野菜や果物の苗を贈りました。
「手に入るものは何でも提供できます」とアイシアム氏。
興味のある方は、電話(670-285-3319)で果物や野菜について問い合わせることができます。
アイザム氏によると、苗を提供する数は、商業農家の農場スペースによって制限されるとのことです。営利農家に苗を提供する際、アイサームはデータ収集のために苗へのアクセスも要求すると言います。しかし、個人情報は収集されないとのことです。
バックヤードガーデナーも無料で苗を受け取ることができますが、彼らのスペースや農業経験は商業農家ほど広くはないだろうから、バックヤードガーデナーは商業農家ほど多くの苗を受け取れないのが一般的ですとアイシアム氏は付け加えました。
アイサム氏はまた、農業部門が育てるべき植物の種類に関して、農家からの意見も募っています。
例えば、現在カグマンの施設で栽培されているパパイヤのレッドレディ種は、参加農家の推薦に基づいて増殖用に選ばれたものだと言います。
農業課で栽培されているナスも、商業農家からの要望で選ばれたものだと言います。
このプログラムは、商業農家がサイパンへ種を出荷する手助けにもなるとアイシアム氏は言っています。
「私たちは(税関検疫局の)許可を得て、できる限り多くの種子を出荷することができます」と彼は付け加えました。
アイセアム氏は、農民のために農務省が種子を発芽させ、苗の段階まで育てることができると語りました。