＜サイパン＞熱帯性擾乱、今週末グアム付近を通過へ
(CNMI国土安全保障・緊急事態管理）-グアムのティジャンにある国立気象局から受信し、CNMI緊急事態オペレーションセンター州警報地点でまとめた情報によると、熱帯性擾乱、インベスト98Wは、木曜日午後現在、北緯6.8度、東経154.8度付近に集中しているとのことです。
最新のモデルガイダンスによると、この循環はマリアナ諸島に接近しながら、今後数日間かけてゆっくりと発達します。モデルは、この循環が発達するにつれて変化する可能性はあるが、グアムの南を通過することでよく一致しています。
この擾乱が土曜日遅くにグアム付近を通過する頃には熱帯低気圧になる可能性があります。
この海域は、週末にかけてマリアナ諸島、特にグアムとロタににわか雨と雷雨をもたらすと予想され、土曜日から日曜日の朝にかけて雨模様となる可能性があります。
インベスト98Wが強まりマリアナ諸島に接近するにつれ、風が強まり、海上は危険な状態になり、多くのにわか雨や孤立した雷雨が予想されます。
局地的に激しい雨が降り、都市部や小河川で洪水や鉄砲水が発生する可能性があります。
海上のコンディションも危険な状態になることが予想され、突風は35ノット、海は9～11フィートの可能性があります。
インベスト98Wは熱帯低気圧として通過する可能性がありますが、マリアナ諸島、特にグアムの住民は熱帯低気圧の可能性に備える必要があります。
住民は、今後数日間、これらの状況の変化を監視し、予報の更新を見守る必要があります。
アーノルド・パラシオス知事は、サイパン、テニアン、ロタの住民に対し、最新の予報や声明について、地元メディアや162.5メガヘルツで放送されるNOAA気象ラジオ、またはCNMI EOC State Warning Pointの(670) 237-8000または(670) 664-8000で入手できる情報を常に入手するよう勧告しています。北方諸島については、周波数5.205.0の高周波シングルサイドバンド無線でCNMI EOC州警報ポイントに連絡して下さい。
