＜サイパン＞管財人：IPIの酒類、12月に競売へ
裁判所指定の管財人であるClear Management LLCのTIM Shepherd氏がバラエティ紙に語ったところによると、12月初旬にインペリアル・パシフィック・インターナショナルのコニャック、スコッチ、ウイスキー、ジン、ウォッカ、ラム、その他スピリッツの6000本以上を競売にかける予定だとのことです。
「今週中にウェブサイトが開設され、詳細が発表される予定です。販売する商品は何万種類もあるので、カタログを作成し、宣伝するには時間がかかることを念頭に置いてください」とシェパード氏は述べました。
「まずは12月初旬に酒類を販売します。お知らせをお送りしますので、お待ちください」とシェパード氏は付け加えました。詳細はhttps://www.saipanauction.comをご覧下さい。
現在、Clear ManagementはIPIのゲーム機器のライブオークションをhttps://gamingequipmentauction.com/live-auction-7で行なっています。
クリア・マネジメントはマイケル・ホワイト弁護士を通じて、2023年10月23日の裁判所命令に従い、他の書類の中に酒類の目録を提出しました。この命令では、管財人は「IPIのすべての動産を見つけるために徹底的な検査を行い…（中略）IPIが所有するすべての特定の品目で、（執行文の）対象であり、売却する意図があると思われるものの目録を作成する」ことが求められています。
ホワイト氏によると、管財人はIPIの酒類の目録を完成させ、美術品、コンピュータ、装飾品、従業員ロッカー、従業員ラウンジ設備、飲食用品および設備、テーブルと椅子、メンテナンス設備、事務設備および備品、警備設備、縫製設備、工具リスト、制服のマスターリストを作成したとのことです。
管財人は合計6,458本の酒瓶を競売にかけました。
NMI地方裁判所のラモーナ・V・マングローニャ裁判長は、IPIの酒類保管庫の鍵をクリア・マネジメント社に提供するよう、IPIの元従業員ジョシュア・グレイ氏の申し立てを認めました。
IPIの元オペレーション・ディレクターであったグレイ氏は、人種差別と不当解雇で同社を訴え、勝訴しています。
アーロン・ハレグア弁護士とブルース・バーライン弁護士が代理人となり、グレイ氏は連邦裁判所から補償的損害賠償と懲罰的損害賠償の合計568万ドルを授与されました。
裁判所がグレイ氏に管財手続きへの参加を認めた後、グレイ氏は執行令状を申請し、裁判所はこれを認めました。
この令状は、IPIの車両、酒類、クリスタル・ドラゴン、コンピューター・ハードウェア、家具、設備（カジノ関連設備やセキュリティ設備を含む）、その他免責されない動産に適用され、判決を満たすために競売にかけられます。
