<サイパン>CPAは埠頭使用料免除のため港湾収入を「失い」続けている
コモンウェルス港湾局は、サイパン、ロタ、テニアンへの船積みに対する波止場使用料の免除により、海港収入を「失い続けている」と述べました。
海港施設委員会の委員長を務めるCPAのラモン・A・テブテブ理事は、先週の理事会への報告で、CPAは9月に合計22,220ドル、10月には2,040ドルの島間波止場使用料を失ったと述べました。
9月の波止場使用料収入で最も損失が大きかったのはテニアン港で18,316ドル、次いでロタ港で3,442ドル。サイパン港の波止場使用料収入は462ドルの損失のみでした。
10月、テニアン港は1,454ドルの波止場収入を失いましたが、サイパンは585.78ドルの損失を出しました。ロタ港は波止場収入の損失はありませんでした。
CPA理事会で発言するコモンウェルス・ポート・オーソリティ理事のラモン・A・テブテブ氏。
ファイル写真:Emmanuel T. Erediano
2016年8月にロタ島のビクター・B・ホッコック副知事(当時)が知事代理として署名し、テニアン島のフランク・Q・クルズ上院議員が作成した公法19-62により、埠頭使用料の免除が義務付けられています。
P.L.19-62は、サイパン、ロタ、テニアンを発着する液化石油製品を含む貨物の埠頭使用料を免除するものです。
この法律の提案者によると、ロタとテニアンでの商品コストは「消費者にとって大きな負担」であり、追加コストの一部はCPAによって課された「波止場使用料の結果」であるとしています。
P.L.19-62は、CPAがCNMIのどの港に荷揚げされた商品に対しても、1回限りの埠頭使用料を課すことを認めています。しかし、サイパンからロタやテニアンへ別の船で船積みされようとも、同じ貨物に2回目の波止場使用料が課されることはありません。