＜グアム＞UOGが就職差別訴訟に直面
グアム大学とその関係者は、雇用差別を主張する訴訟の対象となっており、UOGにおける多様性、包括性、平等性を確保するための変革の必要性を認めるよう裁判所に求めています。
イェ・キヨン・キム氏は、2021年にUOGグローバル・ラーニング＆エンゲージメント・オフィスのアソシエイト・ディレクターに採用されなかったことで、人種、国籍、年齢による差別を受けたとして、UOGとその関係者を訴えました。
UOGのチーフ・マーケティング＆コミュニケーション・オフィサーのジョナス・マカピンラック氏は、「グアム大学はこの訴訟における不正行為の申し立てをすべて否定する」と述べました。
この訴訟では、UOGの職員が面接や採用の過程で彼女に対してプロ意識に欠ける不当な振る舞いをしたと主張しています。
キム氏は、UOGがアマンダ・ブラス氏の採用について、「人種も国籍も異なる、より若く、より適格でない候補者」を採用または昇格させたと主張しました。
「また、私が過去にグアム大学に対してEEOC（雇用機会均等委員会）に申し立てた件についても、彼らの扱いは報復的であったかもしれない」とキム氏は訴えの中で述べています。
このEEOCの提訴において、キム氏は彼女とUOGが「UOGが違反した」和解合意に達したと述べました。
今回の訴訟で彼女は、雇用差別に関する公民権法および雇用における年齢差別に関する法律に基づくUOGの違反を主張しました。
キム氏は2007年、UOG初の韓国人女性教授として、Teaching as a Second Language（第二言語としての教育）および情報技術学部に着任しました。オハイオ州立大学で博士課程を修了した後のことです。
彼女は2010年1月12日、UOGでの差別的慣行を訴えて辞職しました。
2014年から2017年まで、米国市民と結婚しているキム氏は、UOG自然・応用科学大学のコンピューターサイエンスの非常勤教授を務めていました。
「2014年から2017年にかけて、グアム大学では雇用慣行に関するパターンが発生しました。この期間中、博士号を持ち、UOG職員としての経験があるにもかかわらず、いくつかの重要なポジションへの私の応募は組織的に見過ごされました」
2021年8月、彼女はUOGのグローバル・ラーニング＆エンゲージメント・オフィスのアソシエイト・ディレクターという、新しく開設された上級レベルのアカデミック・アドミニストレーターのポジションに応募しました。これが彼女の訴訟の対象です。
被告として挙げられているのは、カルロス・R・タイタノ・グローバル・ラーニング＆エンゲージメント・ディレクター、キャスリーン・ムーア＝リン・リサーチ・コーポレーション常務取締役、ジョセフ・グマタオ最高人事責任者を含むUOGとその関係者です。
「同様の資格を持つ他の候補者とは異なり、私の応募は、他のチャモロ系UOG卒業生が一貫してこのような職務に抜擢されたのとは対照的で、採用プロセスの基本ステップである面接を受けることなく却下されました」
