＜サイパン＞中国籍の2人に麻薬密売の罪で連邦刑務所の判決
グアムおよび北マリアナ諸島地区担当米国弁護士ショーン・N・アンダーソン（SHAWN N. Anderson）氏は、中華人民共和国国籍のチュン・ヤン（Chun Yang）被告およびユロン・ワン（Yurong Wang）被告が、合衆国法典第21編第846条および第841条(a)(1)に違反し、頒布目的で50グラムを超えるメタンフェタミンを所持した共謀の罪で、北マリアナ諸島地方裁判所から判決を受けたと発表しました。
チュン・ヤン被告（46歳）には、70カ月の禁固刑、釈放後5年間の監視付き釈放、罰金に代わる100時間の社会奉仕活動、および100ドルの特別査定料が言い渡されました。 またチュン・ヤン被告は出所後、強制送還手続きのため米国移民局に出頭するよう命じられました。
ユロン・ワン被告（50歳）には、46カ月の禁固刑、釈放後5年間の監視付き釈放、罰金に代わる100時間の社会奉仕活動、および100ドルの特別査定料が言い渡されました。 ユロン・ワン被告はまた、出所後、強制送還手続きのために米国移民局に出頭するよう命じられました。
2022年6月21日、CNMI税関・バイオセキュリティ捜査官は、サイパンの米国郵便局での定期検査中に郵便小包の中から1,809.80グラムのメタンフェタミンを発見しました。 小包はカリフォルニアから郵送されたものでした。麻薬取締局の捜査官がメタンフェタミンを発見し、捜査に加わりました。 2022年6月22日、麻薬取締局とCNMI公安局麻薬取締タスクフォースは、小包が郵便局から請求され、複数の人物と車両のやり取りを経て輸送され、最終的にワン被告に届けられるまでの間、監視を行いました。 小包を受け取ったワン被告は小包をアパートに運び、そこで中国籍のヤン被告（Cung Yang）とガオ被告（Xing Rui Gao）に会いました。 この3人はサイパンで麻薬を流通させるつもりでした。 彼らは小包を開封した後、すぐに逮捕されました。
シン・ルイ・ガオ被告は別に起訴され、2023年10月4日に有罪を認めました。 判決は2024年2月23日に予定されています。 被告はいずれも犯行時に合法的な移民資格を持っていませんでした。
「この事件はコモンウェルスと連邦の法執行機関のパートナーシップの有効性を示すものである」とショーン・N・アンダーソン連邦検事は述べています。 「相当量のメタンフェタミンを地域社会から排除することができました。 これらの被告を裁判にかける関係者全員の努力に拍手を送りたい」
「曇天作戦」は組織犯罪薬物取締捜査班の捜査の一部でした。 OCDETFは、犯罪ネットワークに対して連邦、州、地方の法執行機関の強みを活用する検察官主導、情報主導、複数機関のアプローチを用いることにより、米国を脅かす最高レベルの麻薬密売人、マネーロンダリング、ギャング、多国籍犯罪組織を特定し、破壊し、解体します。
この捜査は、米国麻薬取締局が主導し、CNMI税関生物保安局、CNMI DETFの協力を得て、北マリアナ諸島地区連邦検事補のアルバート・S・フローレス・ジュニア氏が起訴しました。
