＜グアム＞北マリアナ諸島で2022年のメス（覚醒剤）郵送事件の中国人2人に判決
北マリアナ諸島で、サイパンでのメス（覚醒剤）郵送事件に関与したとして、中国人2人に判決が言い渡されました。
グアムおよび北マリアナ諸島地区連邦検事のショーン・N・アンダーソン氏は、中華人民共和国籍のチュン・ヤン被告とユロン・ワン被告に、北マリアナ諸島地方裁判所から判決が下ったことを発表しました。
判決は12月6日（水）に言い渡され、その3日後に地裁から明細書が配布されました。
裁判所からの発表によると、2人は頒布目的で50グラム以上のメタンフェタミンを所持した共謀の罪で有罪となったとのことです。
ヤン被告（46歳）には禁固70ヶ月、釈放後5年間の監視付き釈放、罰金に代わる100時間の社会奉仕活動、100ドルの特別査定料が言い渡されました。また釈放後、強制送還手続きのため米国移民局に出頭するよう命じられました。
ワン被告（50歳）には、46ヶ月の収監、釈放後5年間の監視付き釈放、罰金に代わる100時間の社会奉仕活動、および100ドルの特別査定料が言い渡されました。ワン被告はまた、出所後、強制送還手続きのため米国移民局に出頭するよう命じられました。
2022年6月21日、CNMI税関・バイオセキュリティ捜査官は、サイパン島の米国郵便局での定期検査中に、郵便小包の中から1,809.80グラムのメタンフェタミンを発見しました。小包はカリフォルニアから郵送されたものでした。
その中にメタンフェタミンを発見し、麻薬取締局の捜査官が捜査に加わりました。2022年6月22日、麻薬取締局とCNMI公安省麻薬取締タスクフォースは、小包が郵便局から請求され、複数の人物と車両のやり取りを経て輸送され、最終的にワン被告に届けられるまでの間、監視を行いました。
ワン被告は小包を受け取った後、それをアパートに運び、そこでヤン被告とルイ・ガオ被告（同じく中国籍）に会いました。この3人はサイパンで麻薬を流通させるつもりでした。彼らは小包を開封した後、すぐに逮捕されました。
ガオ被告は別に起訴され、2023年10月4日に有罪を認めた。判決は2024年2月23日に予定されています。被告はいずれも犯行時に合法的な移民資格を持っていませんでした。
「この事件は、コモンウェルスと連邦の法執行機関のパートナーシップの有効性を示すものです。相当量のメタンフェタミンを地域社会から排除することができました。これらの被告を裁判にかける関係者全員の努力に拍手を送りたい」
この捜査は、米国麻薬取締局が主導し、CNMI税関生物保安局、CNMI DETFの協力を得て、北マリアナ諸島地区連邦検事補アルバート・S・フローレス・ジュニア氏が起訴しました。
