＜サイパン＞「相互互助が可能」と矯正局長
サイパン、ススペにあるCNMI矯正局の建物。
アンドリュー・ロベルト撮影
アンソニー・トレス矯正局長は、グアムの受刑者をサイパンの刑務所施設に移送する予備計画の一環として、CNMI当局者による作業グループを結成しています。
火曜日のインタビューで、彼は、グアムとCNMIの話し合いはまだ予備段階であると繰り返しました。
最終的な計画はまだないと同氏は付け加えました。
先週、フレッド・ボーダロ矯正局長官を含むグアム当局者がサイパンを訪れ、島の刑務所施設を視察しました。
トレス氏は、CNMIに利益をもたらさない移送計画は実行しないと述べています。
「私たちがテーブルに着き、費用の交渉を行い、それが（CNMIにとって）有益でない場合、私たちはそれを進める必要はありません」と彼は付け加えました。
トレス氏は、グアムの矯正施設には人口過剰の問題があり、サイパンの刑務所施設の余剰スペースで対処できると述べました。
「私たちは彼らが必要とするものを持っています。我々には供給があり、彼らには需要がある。我々は彼らを助けることができ、それは我々を助けることができます」
トレス氏は先週、グアムが資金を提供する受刑者の移送案は、CNMI矯正局に数百万ドルの収入をもたらす可能性があると述べました。
トレス氏によると、同省はサイパンの受刑者に食事を提供するケータリングサービスに50,000ドル、毎月の光熱費に約137,000ドルを支払っているとのことです。
提案されている移管によって生み出される収入は、調理プログラムに使用できるよう、矯正施設の厨房を改善する資金になると述べました。
また、この資金は受刑者のための農業、職業教育、GEDプログラムにも充てられると付け加えました。
トレス氏は、サイパンに移送できるグアムの受刑者を選別すると述べました。
「私が監督する規定があります」
トレス氏は、移送の「理想的な候補者」は「かなり健康で」、暴力的な犯罪で有罪判決を受けていない者であると述べました。
この条件に当てはまる受刑者の中には、薬物使用の刑に服している者も含まれるかもしれないと言います。
移送計画の策定に協力する作業部会については、行政府、上院、下院、裁判所、公安局、青少年サービス局、サイパン市長室などの関係者が参加するとトレス氏は言います。
トレス氏は、この問題に関して議員からの「意見」も求めると述べました。
トレス氏は、この提案に対する声高な反対意見も歓迎すると述べ、批判的な意見を尊重し、彼らの主張を聞く用意があると付け加えました。
「多くの懸念があり、それは予想されたことです」
しかし、彼はまた、批判者たちがオープンマインドで彼の提案にアプローチすることを望んでいます。
「私は…そのような懸念に対処し、より良い結果を生み出す方法を見つける」とトレス氏は語りました。「そうすることで、驚くようなことが起こり始めます」
