＜サイパン＞警官がCSCのOGA違反を訴える
以前、公務員委員会に公安局に対する苦情を申し立てた公安局の警官が、彼の苦情を却下した委員会の最終決定を不服として、高等裁判所に上訴しました。
ピーター・レイモンド・カマチョ巡査部長は、ロバート・トレス弁護士とオリバー・マングローニャ弁護士を通じて、DPSに対する苦情申し立てを却下した委員会の決定に対し、委員会が彼の権利と公開政府法に違反したとして上訴しました。
カマチョ氏の弁護団によると、委員会は2023年12月5日の臨時会議の開催をカマチョ氏に通知せず、苦情を聴く機会を奪ったことにより、カマチョ氏の実体上および手続き上の適正手続き権を侵害したとのことです。
加えて、カマチョ氏の弁護団は、委員会が一般市民から離れた幹部会議で審議した後、全会一致でカマチョ氏の苦情を却下することを決定したため、CNMIオープンガバメント法に違反したと主張しています。
「カマチョ巡査部長の苦情に関する委員会の審議は秘密裏に行われ、委員会が作成した記録には議事録や委員会の審議の記録が含まれていないため、カマチョ巡査部長は委員会の決定を裏付ける根拠を知らない」
「さらに、委員会がカマチョ巡査部長の苦情に関わる委員会の記録や文書を提供しなかったことは、委員会の議事録は通知され公開されることを義務づけるオープンガバメント法に違反する」と上訴は付け加えました。
DPSはまた、カマチョ巡査部長が昇給を申請するのを妨げたと主張することにより、彼の適正手続き権を侵害したと主張しています。
「DPSは、カマチョ巡査部長がDPSの20-01 7号および20-025号試験公示に基づく昇給を申請することを妨げることにより、カマチョ巡査部長の実質的適正手続き権を侵害した」
カマチョ氏はまた、DPSが昇給のために資格のない候補者を選び、CSC規則の公開競争選考方針に違反したと主張しています。
「具体的には、DPSは20-017号と20-025号の公示で資格要件を満たさない不適格な候補者を選び、そうすることで公務員人事制度規則の公開競争的選考方針に違反した」と上訴は述べています。
