＜グアム＞ルハン氏、ハワイ経由のトランジット改善を求める
ジェシー・ルハン上院議員は、ユナイテッド航空グアム支社のサム・シノハラ支社長およびユナイテッド航空グローバル・マネージング・ディレクターのダン・ワイス氏に、ホノルル空港の手荷物再検査場を利用することで、ハワイを経由するグアムの乗客の「旅行体験を改善する」機会について書面を送付しました。
ルハン氏によると、2023年12月16日、地元の様々な指導者たちが、高官や米国税関・国境警備局（U.S. Customs and Border Protection）と会談したとのことです。
「話し合いの中で、運輸保安庁がホノルル空港に手荷物再検査場を増設し、以前のようにグアムを拠点とする旅行者にサービスを提供できることがわかりました。私はユナイテッド航空に対し、現在この手荷物再検査場を利用している他の航空会社に直ちに加わるよう強く求めたいと思います。現状では、ユナイテッド航空のグアムからの乗客は、現在の手荷物再検査場までかなりの距離を歩くという負担と不便に直面しており、旅行中に不必要なストレスと不快感を与えている」とルハン議員は書簡の中で述べています。
同議員はさらに、現在の手続きは高齢者や幼い子供のいる家族にとって特に困難であり、彼らはホノルル経由の方が他の空港に比べてフライト時間が短いため、ホノルル経由を好むと付け加えました。このような経験は、多くのグアムの旅客の足かせとなり、別のルートや航空会社を選ばざるを得なくなっているとルハン議員は付け加えました。
「ユナイテッド航空のグアム-ホノルル線およびホノルル-グアム線は、グアムのお客様にとって常に最良の体験であったわけではないことを強調したいと思います。少し前にも、グアムが『国内線』に指定されていたため、8時間のフライト中に機内食が提供されないという問題がありました。その後解決されたことはありがたいことですが、今回の問題は、私たちを二級市民のように扱う、グアム人に対する不公平で差別的な行為のリストに追加されました。私たちはそうではないとわかっているのに」とルハン氏は述べました。
同議員によれば、不快感に加え、現在の手続きは、乗客が指定された無菌エリアから手荷物を持ち出すことにより、セキュリティを危険にさらしているとのことです。
「ユナイテッド航空は、先に述べた勧告に従うことで、TSAと協力し、空港の安全およびセキュリティ規制を完全に遵守することができます」とルハン議員は書簡の中で述べています。
この書簡に関するプレスリリースの中で、ルハン氏は、グアムの乗客に対する不当な扱いに関する苦情を受け続けていることから、ハワイ経由の問題を解決するため、昨年を通して様々な団体やハワイの指導者に手紙を書き続けてきたと述べました。
「ユナイテッド航空がこの勧告を検討し、グアムを拠点とする乗客のために、より効率的で便利な旅行手続きを実施してくれることを期待しています」とルハン氏はリリースで述べています。
この上院議員の書簡とリリースは、グアム州選出のジェームス・モイラン氏の事務所が先週発表した声明に続くものです。モイラン氏は先週、ユナイテッド航空のコーポレートチームと会談し、グアム在住者がハワイを経由する際に直面する不都合に対処しました。
