＜サイパン＞カジノ委員長「フローレス法案は贈収賄を助長する可能性がある」
コモンウェルス・カジノ委員会のマリオ・タイタノ委員（左）は、先月グアロ・ライで行われた定例会議中にエドワード・C・デレオン・ゲレロ委員長と会談した。
写真提供者: エマニュエル・T・エレディアーノ
カジノ委員のマリオ・タイタノ氏によると、コモンウェルス・カジノ委員会とCNMI大麻委員会の委員の給与を廃止する下院法案23-107は贈収賄を助長する可能性があるとのことです。
マリッサ・フローレス議員が創案したH.B. 23-107は、カジノ法を改正し、カジノコミッショナーの年間給与65,000ドルと大麻コミッショナーの年間給与55,000ドルを削除するものです。
その代わり、法案は、1日または会議に対して60ドル以下、年間6,000ドル以下の報酬を提案しています。
HB23-107によると、、CNMIの悲惨な経済状況を考慮すると、カジノと大麻のコミッショナーの給与は「不釣り合いに高額」であるとしています。
この法案は、CNMI政府内の委員と同様の立場にある他の役職との間の報酬の「格差を是正」するものです。
月曜日のインタビューで、定数5議席のカジノ委員会の残り3名の委員のうちの1人であるタイタノ氏は、カジノ委員に年俸の受け取りを認めることは、賭博規制当局としての誠実さを維持し、賄賂の受け取りを阻止するのに役立つと述べました。
彼は、HB 23-107 がたとえが法律になると、遡って適用することはできないと言います。 つまり、現在のカジノコミッショナーには影響しないということです。
インペリアル・パシフィック・インターナショナルが2020年以来315万ドルの規制手数料を支払っていないため、カジノコミッショナーはここ数年給与を受け取っていません。その額は現在1,700万ドル以上に膨れ上がっています。 これには、未払いのカジノライセンス料としてIPIがCNMI政府に負っている6,200万ドルは含まれていません。
NMI地方裁判所に連邦破産法第11条に基づく破産を申請したIPIは、債権者に総額1億6,580万ドルの負債を負っていると述べました。
