<サイパン>MVA理事長が下院の法案は資金不足の機関から資金を奪うと発言
マリアナ諸島観光局理事長は、MVAの予算から80万ドル以上を再プログラムする下院法案に懸念を表明しました。
ドナルドM.マングローニャ議員が提出した下院法案22-91は、政府の2022年度予算、すなわち公法22-8の修正を提案し、「事業部門を設立して退職者のボーナスに適切に資金を提供する」ことを提案しています。
下院はこの法案を可決し、現在上院にあります。
MVAのヴィオラ・アレプヨ理事長は、この措置はすでに資金不足に陥っている機関から資金を奪うことになると述べました。
彼女は、世界的な大流行で観光産業がほぼ停止しているため、政府がMVAの主な資金源であるホテル宿泊税を徴収していないことを指摘しました。
12月にCNMIの退職者にそれぞれ500ドルのボーナスを支給すると発表したのは共和党のラルフ・トーレス知事で、その財源は知事室と財務局が負担することになっています。
知事は、NMI和解基金管理人のジョイス・タン氏とエドワード・マニブサン検事総長からの助言を引用し、退職者ボーナスの資金を再計上することを認める共同決議を採択するよう議員に要請しました。
共和党主導の上院は上院共同決議22-05を採択しましたが、民主党主導の下院は、H.B.22-91が「正しい方法」であるとしました。
下院の法案は、2022年度予算案に署名した際に知事が拒否権を行使した項目も含め、一般会計から合計130万ドルを再プログラムするものです。
一方、退職者はまだ「休日」のボーナスを待っています。