<サイパン>IPIは6月から警備員に給料を払っていない
インペリアル・パシフィック・インターナショナルは、6月初旬から警備員に給料を支払っていないことが、バラエティ紙の取材で分かりました。
金曜日は、警備員にとって4回目の無給給料日となります。
IPIはカジノ、15室の豪華ヴィラ、未完成のホテルタワー、サイパンの様々な場所にある倉庫を担当する17人の警備員を抱えているはずです。
しかし、バラエティ紙によると、これらの警備員のうち何人かは、給与支払いの遅れのために出勤しなくなったとのことです。
バラエティ紙はまた、IPIと覚書を交わした韓国企業IHグループの代表者が、本日7月28日(木)午前10時からのコモンウェルス・カジノ委員会に出席し、IPIのガラパンのカジノとホテルに関する計画を発表したいと考えていることが、バラエティ紙の取材で明らかになりました。
しかし、カジノ委員会のラモン・M・デラ・クルス氏は、IHグループの会合出席に反対すると述べました。彼は、カジノコミッションが連邦裁判所からの一時的な禁止命令下にある限り、IPIに関わる問題に取り組むことはできないと述べています。
議論できるのは、法律で定期的に会合を開くことが義務づけられている委員会内の事務的な事柄だけだと同氏は言います。
IPIに1億5千万ドルの投資を約束したIHグループは、人事給与や業者への支払いなど、苦境にあるカジノ運営会社の債務の一部を支払うとしています。
IPIを訴えると言っているチームリーダーのJesse Aquiningoc氏が主張する4000ドルの有給休暇を除いて、全ての建設作業員はすでに給与を受け取っています。