長期外国人労働者へのステイタス授与法案棚上げ

下院議会委員会によると、コモンウェルスの長期ゲスト・ワーカーに改善したイミグレーション・システムを与える法案は棚上げすべきとしています。
下院の司法・政府運営委員会は、外国人労働者にコモンウェルスに居住し、就業する資格を認める目的のこの法安提出を提言する報告書を発効しています。
委員会のメンバーでこの法案の立案者のひとりティナ・サブラン下院議員は、議会の棚上げに反駁する「少数報告書」を作成するとしています。

ハインズ・ホフシュナイダー議員、エドワード・サラス議員、ビクター・ホッコック議員によって草案された下院法案16-96は、最低5年間をCNMIで合法的に生活し、就業できる「外国籍居住者」の新たなイミグレーション・カテゴリーを創出します。この法案では、資格ある外国人労働者は、職種に関係なく、5年間のコモンウェルスでの滞在を就業が認められます。

「この特典はコモンウェルスの利益になる」と委員会は表明しました。

しかし、委員会は最近署名された連邦イミグレーション法は、CNMIの外国人労働者の排除と入国に関する全てのCNMI法を占有、破棄するものであるとしています。連邦政府は2009年6月1日にCNMIイミグレーションを引き継ぎます。
委員会は更に、サイパン、テニアン、ロタで行われた公聴会では、「この法案支持に強い反対の立場を生み出した。両者は、破棄と同時に承認の有効な理由を生み出している」としています。
インタビューでサブラン議員は、委員会の提言には戸惑ったと述べました。
彼女は「少数派報告書」を書き、下院メンバーに法案の承認を促すとしています。この法案は議会で再度審議されます。