NorthwestとDeltaが合併で合意、「世界最大」の航空会社が誕生

Northwest Airlinesと米Delta Air Linesは米国時間414日に両社の合併を発表した。DeltaNorthwestを買収するかたちで統合し、新会社の名称はDeltaとする。


Northwestの株主は保有株1株につき、Deltaの株式1.25株を受け取る。企業価値総額177億ドルの「世界最大の航空会社」(両社)が誕生する。合併は規制当局などの承認を経て、今年後半に完了する見通し。


 


両社は、原油価格の高騰による不振が続く中、合併による財務面の安定を目指す。新会社の年商は推定350億ドル。主要路線を運航する航空機は約800機、従業員数は約75000人となる。新会社のCEOには、Deltaの現CEOであるRichard Anderson氏が就任する。


 


なお、両社は2005年に米連邦破産法の適用を申請していたが、2007年初めに破産法適用下から脱却している。


 


同社のグアム・サイパンの総支配人Richard A. Parsons氏によると、デルタ航空と合併したノースウェスト社は、その地域での会社運営における影響はすぐには現れないとして、「ノースウェストとデルタは閉業処理が終わるまで統合は始まらないでしょう。処理の検討調整中のノースウェストとデルタは、独立したキャリアーとして運航を続けます」と同氏は述べました。

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