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○ ゲレロ氏、停電は続くと言及
CUCの元エグゼクティブ・ディレクターは、フィッテイェル政府は、財政問題を抱える同機関がディーゼル燃料の資金繰りを確実にしなければ、サイパンの停電は続くと注意を促しました。
CUCのプロジェクトは2008年度予算で燃料費$11.3ミリオン、操業コスト$8.2ミリオン、$19.5ミリオンの収入減が生じています。
燃料供給は金曜日に20,000バーレルを運びましたが、CUCは$3.1ミリオンの総額を支払うことが出来ていません。
「現在、CUCはこの燃料を買う資金がありません。通常のコンディションで、パワープラント1の操業は5月7日までしか十分には行えず、その日で燃料は使い果たされます」とゲレロ氏は述べています。
○ ムーニャ氏「十分な、安定した」CUCの非燃料料金を望む
CUCの新エグゼクティブ・ディレクター、アントニオ・S.ムーニャ氏は昨日、「十分で安定した」料金構成を望んでいると述べましたが、市場の燃料価格高騰は未だに同機関の燃料費に影響を与えています。
オイル価格は先週1バーレル$119.93に上がりました。
一般住民の非燃料(non-fuel)電気料金は千キロワット・時間で0.44セントに分けられています。
CUCは非居住利用者に1キロワット・時間で旧料金0.086セントを請求、政府は0.091セント、非負荷利用者は0.222セントとなっています。
今月、CUCは非居住利用者の電気燃料費を3セント引き上げました。
CUCの新料金スケジュールでは、商業用、政府用電気燃料費は4月の$0.327から現在$0.357になっています。
新CUC局長は更に、電気料金削減法の6ヶ月停止を改正した下院法案16-79の通過、あるいはパブリック法15-94はCUCの是正に向けて肯定的なものとなると述べました。
○ 新法、CUCの電気料金引き上げを認める
フィッテイェル知事は、電気料金削減法を6ヶ月停止する下院法案16-79に署名しました。
この法案は今、パブリック法16-2となります。
「知事もまたP.L. 15-94の完全廃棄を好んでおり、パブリック法16-2への署名を光栄に思っている」と広報官チャールズ・レジス氏は述べました。
P.L. 15-94は、一般消費者の初期千キロワット・時間の電気燃料費を、25.3セントから17.6セントに引き下げるものでした。
知事は金曜日の所信表明演説で、CUCは深刻な資金不足にあると述べました。
今回の法制定で、現行の高額電気料金は更に6ヶ月継続されます。