裁判官、下院に「手出し無用!」
最高裁判所首席裁判官Miguel S.
Demapan氏は、裁判所の裁判長を選出する過程を変更する提案にぶつかっています。
デマパン氏によると、立法府が現在、最高裁判所首席裁判官と上級裁判所裁判長を指名決定していないように、この憲法改正の提案は下院議会から起こされるべきものではないとしています。
レイ・N.ユマル下院議員によって創案されたこの立法案は、彼ら議員達の手で裁判所長を選出するというものです。
現在、首席裁判官と裁判長は知事による指名と上院による承認となっています。これら高官の選出基準はありません。
「この下院提案が影響を与える利害関係者のほとんどが、手続きを行う初期決定に関わってはいない。首席裁判官と首席裁判長を指名する憲法上の権限を持つ知事は、この投入の協議がされなかった。これらポジションへの知事の指名を、承認あるいは却下する権限を独占的に保有する上院もまた、この重要な手続きに関わっていない」とデマパン氏。
立法案は両議会の4分の3の承認が要求されます。議会承認を得ると同時に、有権者の裁可を得るための投票となります。