連邦化規則草案「長い道程」
CNMIの事実認識任務に当たっている米代表団9名の団長は、連邦化法の規則草案は時間がかかり、手続きを監督するためのひとつの委員会も形作られていないと立法議員に伝えました。
米パブリック法110-229の下、外国投資家プログラムの規則は2009年4月までに終了するはずです。
連邦高官への草案の進行状況を尋ねたディエゴ・T.ベナベンテ下院議員に、Timofeyev氏は、計画を監督する正式な委員会は形作られていないと述べました。
同氏によると、連邦国土保安局は連邦化法を監督するための主導機関であるが、他の連邦機関もそれぞれの責任範囲で彼らの規則を創案するとしています。
「未だ正式な委員会は設定されていない」と同氏は述べ「長い手続きである」としています。
規則は、一般のコメントを認めるため十分な期限を与えるため、連邦登記に公開されなければなりません。
ベナベンテ氏はTimofeyev氏に、規則草案において米国とCNMIの間の橋となるような委員会設置の検討を、ワシントンに要請するよう求めました。
アーノルド・I.パラシウス下院議長は、「大変実りある」連邦高官の訪問による討議で、更なる話し合いがもたれる希望が表現されたと詳述しました。
「我々の早急なる懸念は、発展段階の中国とロシアの観光マーケットである」とパラシウス氏に、Timofeyev氏は、島のもろい観光基盤経済が傷つかぬよう確保するための協議を行っていくと述べました。
「私は連邦化法の経済への影響がどうであるか、考慮する必要があると思う」と同氏は述べ、外国人労働者の問題では、この法律は2014年までに島の外国人労働力をゼロにするべきであるとされているが、このシナリオを緩和できる条項もあるとしています。
「2つの事案が起こるでしょう。ひとつは取得可能な規約上ビザを有効にすること、二つ目は、我々が暫定的ゲスト・ワーカー・プログラムを改変するであろうこと」と同氏は述べました。
2009年6月までに、全ての外国人労働者は、現在当地とグアムで認められている他の二つのプログラムに移行する以外、暫定的労働者として取り扱われることになります。
現在、CNMI政府は22,000人以上の外国人労働者を抱えています。
しかしながら、連邦高官は、CNMIが彼らを必要とするのであれば、更なるゲストワーカーを得ることが出来ると述べました。
連邦労働局オンブズマンのJim Benedetto氏は、連邦政府はコモンウェルスに認められる数の労働者を配置するとしています。
「パブリック法110-229は、現地政府は法制定後、CNMIの外国人労働者数の増員を認めることはできないとしているが、その具体数を指定していない。この数はCNMI労働局によって2008年5月の第一週前後に緊急規則として設定された」と同氏は述べています。
訪島中の連邦高官はまた、NMI労働者連合と他のグループとも会見しました。