連邦からの免除は全く期待できず
イミグレーション課のメルヴィン・グレイ氏は昨日、6月1日に連邦化法が実施される時点で、連邦イミグレーションは、すべてのCNMIイミグレーション文書は無効になると述べました。
「現在、連邦政府が我々に説明したことは、例外(特例)はないということです」と彼は述べ、「CNMIパーミットは米国の法律に従う入国文書ではない」としています。
グレイ氏はごく最近、米国イミグレーション職員と会見しました。
同氏によると、米国イミグレーションは、連邦化によってもたらされるCNMIの経済損失について訊ねられたとき、「それは我々の仕事ではない。我々は連邦化の衝撃を最小にすることだと答えた」とのことです。
グレイ氏によると、彼は「米国観光ビザB1/B2あるいは、いかなる米国ビザを持っている誰もが、CNMIに入国できるが、彼らのCNMIでのステイタス(身分)を再び続けることはできない」としています。
島から出国したCNMIイミグレーション・ステイタスの外国人事業者は、米国のビザを保持していればコモンウェルスに戻ることができますが、「単なる観光客のように、ビジターとして許可されることになり、会社には戻ることが出来ません。観光ビザでは就業できません」と同氏は説明しています。
緊急事態のためにCNMIを出国するゲスト・ワーカーは、米国のビザなしで島への入国を認められません」とグレイ氏。
「連邦が我々に説明したことは、例外(特例)はないということです。もし、あなたが緊急事態で出国しなければならない場合、いつでも出国自由ですが、問題は帰国の際に、米国によって発効された適切な文書を持っていなければなりません」と彼は述べ、米国イミグレーションは、適切な米国文書なしで誰も搭乗できないことと、新規則について航空会社に通達するであろうとしています。
航空会社は、米国の許可証なしで登場を認めたすべての人物に$5,000の罰金を支払うことになります。
しかしながら、米国イミグレーションは、6月1日に開始されるこの規則に関して、現地共同体からのコメントを受け付けます。グレイ氏は提案された修正が考慮される保証は無いとしています。
「コメントはいつでも受理してもらえます。また、彼らは評価するでしょうが、いかなる変更も保証の限りではありません」と彼は付け加えました。
グレイ氏によると、外国人学生(留学生)パーミット保有者もまた影響を受け、2009年6月1日以後、彼らが島に到着したとき、空港で彼らのCNMIステイタスは効力をうしないであろうとのことです。
学生のための米国ビザは、手続きに1年かかるかもしれないと彼は付け加えました。
外国人労働者が島に残っている限り、彼らのCNMIパーミットは有効であり、当地で継続して働くことができます。
もし、彼らが6月1日以後島を離れた場合、米国のビザを持って戻ってこなければならないとグレイ氏は述べました。