労働局は偽の雇用主からの100件の申請を特定
労働局のジル・サンニコラス局長の議会への報告書によると、労働局は四半期平均で、およし300件から400件もの疑わしいスポンサーシップの申請を特定しているとのことです。
四半期ごとに約4,000から5,000件のスポンサーシップの申請が労働局ディレクターと職員によって受領されています。
「新法[労働法P.L. 15-108]は、偽の雇用主を特定するためのより良いツールを用意しました。そして、労働局ディレクターは提出されている申請の中の偽のスポンサーシップ検出に当たっている」とサンニコラス氏は、2009年1月30日付議会への彼の2008年度報告書の中で立法議員に伝えました。
サンニコラス氏によると、偽雇用主からの申請は差し戻されていますが、数件の申請は控訴されているとのことです。
同氏はまた、オーバーステイ外国人に対する労働局の努力も話し合いました。
同氏によると、労働局は2月9日に2008年第二次四半期、2月15日に第三次四半期、今月末に第四次四半期の、オーバーステイ者のリストを公開するとしています。
2008年度第一次四半期の、このオーバーステイ者のリストは、2008年6月に25人の氏名が公開掲載されました。
第二次と第三次四半期のリストは、プロジェクトの第二段階終了と同時に行われたとサンニコラス氏は述べました。
プロジェクトの第二段階で、労働局は2003年から2007年までの全記録の見直しを完了したと、同氏は付け加えました。
これら年度のオーバーステイ者のリストは2008年12月1日に公開されました。
575人の氏名を含むこのリストは、イミグレーション課に送られたと報告書には述べられていました。
労働局では、コモンウェルスにオーバーステイしている外国人労働者の90%以上が、2003年から2008年にCNMIに入国したものであると推定しています。
労働局は可能性のあるオーバーステイ者の特定を行い、そのステイタスに誤りがないかを見極め、リスト上の人物を公表するとしています。
このリストは、同時にイミグレーションで強制送還手続きの証明となります。