ジェームス・サントス氏の弁護士「申し立ては陪審を混乱させるであろう」
CUC汚職事件でティモシー・P.ビラゴメズ現副知事の共同被告人、元商務局長ジェームス・A.サントス氏は、「明白な行為」問題が陪審を混乱させていて、法に反していると主張しました。
サントス氏の弁護士ビクトリノ・DLGトレス氏は、1998年から2000年の間に起こった「明白な行為」が有罪の基本としている検察官の議論は陪審を混乱させるものとなると断言しました。
検事補エリック・オマリー氏は2007年12月7日の起訴で、ジェームス・サントス氏が彼と彼の妻ジャクイーナ氏に属する口座から額面$15,000の小切手を引き落としビラゴメズ氏宛ての支払いを起したとしています。
オマリー氏によると、同日、ビラゴメズ氏はこの小切手を彼の個人銀行口座に預金したとのことです。
2007年12月6日の前日、ジャクイーナ・サントス氏の申し立てによれば、額面$15,000のCUC運営資金小切手を、反スケーリング化学剤ライドライムの発注のための支払いとして、ブルー・パシフィック銀行に属する口座に預金したとのことです。
オマリー氏によれば、2008年1月15日、CUCの代わりを演じている共犯者がブルー・パシフィックへの$10,000の支払いを許可したとしています。
2008年1月16日に、サントス氏がCUC運営資金小切手をブルー・パシフィック口座に預金したとオマリー氏は言っています。
検察官によれば、2007年の取引中の複数の機会で、ビラゴメズ氏は、副知事室からの活動で、共謀者に連絡し、同様に他のCUCの役員、および従業員に契約を締結するよう圧力をかけ、ブルー・パシフィックとサントス夫妻に支払いを起させていたとしています。
ジェームス・サントス氏は、CUCにライドライムを供給したISLASと呼ばれる会社の経営者でオーナーと称していました。ISLASは異なった名前、ブルー・パシフィックの下で再編成されたとされています。
トレス弁護士は、申し立てによって1998年から2000年に間に起こった、すべての申し立てられた明白な行為は打ち切られるべきもので、申し立てられた「明白な行為」はそれに従って告発の日付からの時効以内でなければなならないとしています。
「そのようなプレゼンテーション、あるいは、議論は、もし、みとめられるのならば、それが起こった、1998年から2000年の間の申し立てられた‘明白な行為‘が有罪判決の基礎となるかもしれないと信じる、陪審の心に非常な偏見をいだかせることになるであろう」とトレス氏は述べました。
被告人らの陪審員裁判は3月30日に始まります。