オバマ大統領、賃金引上げを遅延



CNMIプロジェクト7135万ドルを承認

水曜日、オバマ大統領は、20105月から930日までアメリカンサモアとCNMIの最低賃金引上げ遅延が盛り込まれた2010年度歳出総合予算案に署名しました。これを受けて、昨日、フィッテイェル知事とサイパン商業会議所は歓迎の意を表しました。

とりわけ、この遅れは米国議会に米領サモアと CNMIに対する最低賃金引き上げの経済影響に関するアメリカ政府責任事務局の調査結果を再検討する時間を与えるでしょう。

米国議会の一部であるGAO(同事務局)は、2010年春までに報告を公表するように要求されています。

H.R. 3288は、商業、防衛、教育、健康と社会福祉サービス、住宅都市開発、裁判官、労働、国家、輸送機関、財務省と退役軍人事務局と他の政府機関に2010年度予算としての割当金4,470億ドルを供出します。それは連邦職員の平均2パーセントの賃金引上げも含んでいます。

金曜日に期限切れとなる予算決議を継承するオバマ大統領のH.R.3288の調印は、CNMI代表者グレゴリオ Kilili C・Sablan議員によって提起された7つの特別なプロジェクト資金135万ドルの承認も含まれています。

50セント引き上げ

1,5166ページのH.R.3288に伴う会議報告書のページ1,081は、CNMIと米領サモアの最低賃金における条項を含んでいます。

「会議合意は、上院によって提案された米領サモアと北マリアナ諸島のコモンウェルスの最低賃金引き上げ予定を2010930日まで遅らせること、またその後各年の930日まで遅らせるとした一般的な条項を含みます。下院は類似の規約を含んでいませんでした」と記されています。

CNMIの現在の最低賃金は、去る526日に新たに50セント引き上げられ、1時間4.55ドルです。

次の引き上げは20105月に設定されています。

しかしながら、オバマ大統領は1216日、2010年度総合予算案に署名し、次期引き上げ開始を20105月から20109月まで遅らせ、その後は各年930日に引き上げを実施していくことを決めました。

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