ノギス氏の契約に憤慨
政権がその給料削減を望む政府職員は、労働力投資機関の前執行役員フェリックス・R.ノギス氏とのDPL(土地公社)の6万ドルのコンサルタント契約に対し憤慨したことを説明しました。
ババウタ政権時代に勤めたノギス氏は現在、フィッテイェル知事の支援者です。
同氏はまた、連邦下院議会代表にジョセフ・N.カマチョ氏を選出するためのコビナント党の委員長でもあります。
2003年、ノギス氏は連邦資金を盗んだ容疑で告訴され、後に有罪を宣告されました。
2006年、サイパン銀行はノギス氏と他の3人を彼らの10万ドルのローン滞納で告訴しました。
先月の10日、DPLはノギス氏の事務所FELNOコンサルティング・サービスに、ノーザン・アイランド(北島)にどのようにヴィレッジ・ホームステッド(村の自作農場)を開発するべきかをアドバイスする6万ドルの契約を与えました。
ノギス氏はまた、DPL公共の土地開発と投資でその政策を算定するのを手伝います。
もう1人のコビナント党支援者、ラモナ・T・Rebuenog氏は、北島市長選挙に落ちた後にDPLに雇用されました。
数人の国家公務員は、DPLの予算が政権の政治的な支持者のための保護区域になったと言っています。
DPLの現在の責任者は、前下院議長のオスカー・M.ババウタ氏でフィッテイェル氏の忠実な支持者です。
別の政府職員は、DPLがそのような経歴を持っていないノギス氏にどのようにして、このようなコンサルタント業の仕事の契約を与えることができたか尋ねました。
「我々はコンサルタントを必要とします。けれどもそれらは必要な経歴を持っていなくてはなりません。有罪を宜告された重罪犯が何をDPLにアドバイスするのでしょうか?それは政府資金の浪費です。政府は緊縮を要求しており、そしてなおかつ我々は不必要な契約書が署名されるのを見ています」と彼は述べました。
「我々の給料はまもなくカットされるでしょう。そして我々はDPLに雇われる人々を見ます。何のためにでしょう?我々のリーダーのこのような類の行為を見ることは、我々、住民を傷つけます」ともう1人の公務員が言いました。
フィッティエル知事の支持者スタンレー・T・トレス下院議員によって最近導入された法案は、性的な犯罪者以外の有罪を宜告された重罪犯に、それらの犯罪歴を消去するよう裁判所法廷に請願することを許します。
「これはたくさんの有罪を宜告された重罪犯がCNMI 政府で雇用されることを私に思わせる。この法案は自分の利益のみを追求し、そしてある特定の人々に役立つよう意図されているのは確かである」とこの公務員は言っています。