マングローニャ上院議員が緊縮財政に疑問を呈する
（マリアナスバラエティ） ポール・A・マングローニャ上院議員は月曜日、ラルフDLGトレス知事の64時間勤務スケジュールの実施が、「信頼できない財務情報」に基づいている可能性があると述べました。
上院の唯一の無所属少数派であるマングローニャ氏は、彼らが知る必要があるすべてを知事は伝えていないと考えていると言いました。
知事は「信頼できる財務情報を実際に自分の手に持たずに、抜本的な決定を下すのをやめるべきだ」と同氏は述べています。
同氏はさらに、「今日、私たちはまたもや、政府の隔週勤務スケジュール緊縮の再実施で、苦痛を伴うデジャヴ遭遇に直面しています。今回だけは、政府職員にとって悲惨な16時間の削減になるでしょう」
同氏は次のように述べています。「同様の16時間の削減を伴う2010年の緊縮財政の経験は、すべての人にとって非常に苦痛で破壊的なものでした。16時間の削減に加えて、無給の休日と無給の給料日がありました。医学紹介はほとんど存在せず、私たちの唯一の病院では医薬品の供給が絶えず不足していました。私たちの学童は教科書なしで授業を受けていました。公安局DPSには、燃料を買うわずかな資金で作業車両がほとんどありませんでした。多くの家が差し押さえられ、車が回収されました。最も困難なことの1つは、政府の退職年金プログラムを失った経験です。これらは、管理されていない政府支出と、赤字の蓄積の結果が壊滅的なものになる可能性があることを示す、痛みを伴った経験です」と同上院議員は話しました。
マングローニャ議員は、多くの懸念を持っていると言いました。その1つは、知事の発表の「矛盾」です。
同氏は、知事への2月3日の書簡で、David Atalig財務局長が、隔週で72時間の勤務スケジュールを推奨していることを指摘しました。それから4日後、知事はそれを64時間にしたとマングローニャ議員は付け加えました。
同上院議員は、昨年以来、トレス政権に、マリアナ公的土地信託ローン、連邦緊急事態管理局の支援、年間2,000万ドルのカジノ・コミュニティ利益基金、開発計画諮問委員会からの報告、カジノ事業の総収入税、および、独占カジノ免許料を含む、「いくつかの金融問題に関する事実情報」を求めてきたと指摘しました。
マングローニャ議員は、同氏が政権からの回答を受け取っていないと言いました。
「スーパー台風Yutuのせいにすることはできますが、その1年前でも2018年度に2,500万ドルの赤字があったことはすでにわかっていました。コロナウイルス[発生]のせいにすることもできますが、その前でさえ、我々はすでに会計年度2019年の財政赤字支出で9,000万ドルを抱えていました」と同氏は付け加えました。
議会は「我々が正常な会計年度に戻る途中にあったと考えるように誤解させられた」と同議員は述べています。
「実際、知事自身が第2四半期の収入予測が、400万ドル以上不足していることをすでに知っていたはずだった、2か月前の72時間の勤務スケジュールを撤回しました。明らかに、知事は不正確な財務数値で作業していたため、昨年11月に緊縮措置が時期尚早に解除された」とマングr―ニャ議員は言いました。
マングローニャ氏は、「現実的な現在の収入の見積もり、政府運営の真のコスト、財政赤字削減スケジュール、厳格な財政管理、プログラムへの影響の正直な査定などの信頼できる事実情報は、議会の予算法の見直しと再調整に重要な役割を果たしている」と繰り返しました。
非常事態権限
上院副議長のジュード・U・ホフシュナイダー氏は、政府の歳入の減少が予想されることを踏まえ、知事が非常事態権限を利用して全面的な削減を実施できると考えています。
月曜日の上院審議休憩中のインタビューで、上院財政問題委員会の議長を務めるホフシュナイダー氏は、政府の予想収入4,830万ドルの減少を考慮して、議会は公法21-8または2020年度予算を修正する必要はないと述べました。
「知事は非常事態権限を使用できます。彼は私たちに通知することができます。知事は現在彼の権限を行使しているので、予算法を修正する必要はありません」とホフシュナイダー氏は付け加えました。
同氏は、上院財政委員会が絶えず会合して、島の観光ベースの経済に対する新しいコロナウイルスの大流行の「非常に深刻な」影響を最小化する方法を見つけようと試みていると言いました。
知事は、会計年度予算が28.3％削減された結果、3月15日から行政部門の従業員に64時間の勤務スケジュールを導入するという、政府の決定について議員に通知しました。2億3,320万ドルから、政府の収入予測は1億8,480万ドルに減少しました。
この金額のうち、政府は、1億670万ドルが政府の運営に割り当てられていると述べました。
ただし、退職者の年金は、和解契約で必要とされていない25％の給付金の支払いを含め、そのまま残ります。
ホフシュナイダー氏は、議会は「コロナウイルスの大流行により、政府の収益が大幅に削減されると予想されるにもかかわらず、どのようにして政府の運営を維持できるか」を把握する必要があると述べました。
カジノの収益はどこ？
マングローニャ上院議員は、月曜日の発言の中で、政権は議会に「正確にカジノ事業の総収入税が大幅に減少した理由」を伝えるべきだと言いました。
Manglona議員は、会計年度2016年、インペリアル・パシフィック・インターナショナル（Imperial Pacific International）が約4,100万ドル、2017年度に6,800万ドル、2018年度に4,400万ドル、そして、2019年には41,000ドルだけ支払ったことを指摘しました。
「私たちは現在、新聞で、IPIと政府の歳入・税務部門が1800万ドルの和解に達したとの記事を読みました。しかし、財務局長は、知事への2月3日の通知で、これらの新たに支払われた税金を一般的な資金回収の見積もりに織り込みませんでした」
Manglona氏によると、「これは1800万ドルであり、政府の現在の義務に反するものです。また、税法についての新しい理解に基づいて、2020年度の予測と将来の年にどれくらい期待できるかを尋ねる必要があります」
カジノBGRTの資金が「CNMIの一般的な資金収入と混ざり合っており、[政府の]キャッシュ・フロー管理の一部として使用されている」場合、財務局はこれを議員に通知する必要があると同氏は付け加えました。
「これが本当なら、CBGRTの最初の2,200万ドルがPL 20-10に従って退職年金債務に指定されて、継続的に充当されるため、これは退職者の25パーセント年金の支払いを深刻なリスクにさらさないのではないですか？」とマングローニャ議員は述べました。
マングローニャ氏は、「財務局での、このような資金混合を止める必要性を強調しすぎることはできない」と述べました。新たに署名された予算法、P.L.21-10の下で、この財源からの10,502,570ドルの金額が、和解基金、CHCC、MVA、NMC、PSS、およびスーパー台風Yutuの未払いベンダー支払いに充当されました。財務局の混合が停止されない場合、これらの重要な機関は、予算の配分が利用できないことがすぐにわかるでしょう」
政治的思惑再び
コメントを求められた報道官のケビン・バウティスタ氏は次の声明を発表しました。
「この上院議員は再び、私たちの予期せぬ経済状況の重大さの理解を誤っています。64時間の勤務スケジュールを導入するという政府の決定は、新型コロナウイルスの発生による4,830万ドルの収益損失の正確、かつ、現実的な推定に基づいています。これは、2020年度の残りの期間における、中国人観光客の完全な損失を考慮に入れたものです。国際経済アナリストは、感染発生が封じ込まれると直ちに、旅行に対する繰り延べ需要があると予測しているため、我々が住民の健康を守るために保守的に設定したものより、我々は観光市場がより早く回復することを依然期待しています」
「大流行が始まって以来、財務局はキャッシュフローと収益の流れを綿密に監視しているため、公共サービスをオープンに保ちながら、健康を保護する決定を下すために最も正確な数値を持っています。上院議員は、正確な予測が決定を正当化することを確実にする、そしてこの発表が行われる前に、我々が議会と連絡を取っていた時、知事の予算決定を声だかに叫ぶなんの根拠も持っていません」
「先週の財務局による当初の見積もりでは、72時間の勤務スケジュールが予想されていましたが、その後、経済に影響を与える外部要因により、世界保健機関がアウトブレイクをグローバル・ヘルスとして分類した後、収益の損失はより大きくなると予測されました。これにより、2番目に大きな市場が完全に閉鎖されました。その後、金融機関が責任を持って正しい変更を行い、64時間の勤務スケジュールを計画しました。これは、公務員を休暇で帰宅させることなく、退職者の年金を保護する最善の選択肢です」
「（マングローニャ）上院議員は、赤字問題を再度提起することにより、景気低迷を政治利用し続けています。私たちのコミュニティのさまざまなニーズのために、毎年行われる医療紹介への永続的な赤字支出は、法定の歳出を超過するか、私たちの人々に不可欠な医療サービスを拒否するかのいずれかの立場に政権を置きます」
「現政権と医療紹介局は、重大な状態の島外治療に関連する全体的なコストを削減するために、変更を開始するためのハードワークを続けていますが、議会が医療を削減するために必要な法的変更を入れない限り、重症患者のさまざまなニーズに対応することが義務付けられている、紹介の支出管理赤字は増加し続けます」
「IPIに関しては、歳入・税務部門とIPIがすでにその税に関する和解合意に達しているので、執行メカニズムは残されています。私たちは、カジノ委員会と協力して規則を施行しています。IPIはその実行可能性を維持する必要がありますが、ビジネス要件も満たす必要があります。短期と長期の両方で経済発展が必要なとき、すべてのビジネスの実行可能性を確保して、成功を政府の収入に変える必要があります」
「現在の財政状況を政治化し続けているマングローニャ上院議員にとって、責任の評価において私たちの島々の進歩が真実であることは重要です。トレス知事が述べたように、政府のリーダーとして、私たちは皆、資源の配分と国民のニーズに対するサービスの提供を確保する責任を共有しています。このアウトブレイクが封じ込まれると同時に、金銭的回復が実施されます」
「（議会に何十年も在籍しており、これらの決定に対処するための幹部職に就いていない）（マングローニャ）上院議員にとって、傍観者から岩を投げることは簡単です。短期的には政治と非難が彼の大義に役立ちますが、実際のリーダーは、収入予測の正確性を確保し、公共サービスと退職者の年金を維持し、島の公衆衛生を優先します。トレス知事とパラシオス副知事は、この難しいが重要な仕事を続けています」
