＜サイパン＞知事オフィスでガラス・ドアを損傷したとして逮捕されたホームレスの男
キャピタルヒルにある知事のオフィスのガラスの扉を壊したことで、ホームレスの男が平和を妨害した犯罪で起訴されました。
木曜日、Shanguo Zhang容疑者（43）が収入のないことを通訳を通じ知った後、国選弁護人のジャン・ノグス氏を任命したウェスリー・ボグダン上級裁判所判事の前に同被告は出廷しました。
Zhang被告は通訳のデニス・ツェ氏を介して、家賃の支払いや食料の購入ができず、失業していると裁判所に話しました。
政府を代表したヘザー・バルシナス検事補は、平和を乱す罪は6か月以下の禁固刑と500ドルの罰金、もしくは、6か月間の懲役と1,000ドルの罰金を科せられると述べました。
彼女は裁判官が5,000ドルの保釈金を1,000ドルに引き下げることに反対しませんでした。
Zhang被告は釈放される1,000ドルの10％を預託する方法を見つけられるかどうか、と裁判官は述べ、さらに適切な第三者の管理人も検討すると付け加えました。
警察によると、同被告は6月30日午後3時39分頃、知事室の両方のガラスのドアを割った人物として特定され、逮捕されました。
警察によると、被害額は合計で588ドルでした。
さらに、同被告はフロントデスクに近づき、壊れたセラミック・タイルを後ろから引っ張って目撃者に向けたと警察は伝えています。
Zhang被告はその後、知事室の入り口まで歩き、タイルを手にしてガラスのドアを叩き始めました。
警察によると、別の目撃者が大きな強打音を聞いて、被告がガラスのドアを叩いたのを見たとしています。
Zhang被告は、建物の外で見つけた「レンガ」で両方のガラスのドアを割ったことを認めています。
被告は政府に「難民支援」を彼に提供すること、そして2020年6月29日に知事の事務所でも同被告が騒動を引き起こしたとして警察官が被告を逮捕したとき、警察の「不正」を「正す」ことを望んだと話しました。
Zhang被告は移民訴訟が係属中であり、彼のパスポートは現在、法執行移民局にあることをバラエティ紙は突き止めました。木曜日の夕方の報道発表時点で、被告に関する他の詳細は入手できませんでした。
木曜日の審問後、被告は矯正局に戻され、7月9日午後1時30分に予備審理、そして、罪状認否のため7月13日の午前9時に法廷に戻るよう命じられました。
破壊行為
関連するニュースで、検察官のジョン・ブラッドリー氏は、議会が破壊行為に関する新しいセクションを追加することにより、コモンウェルス基準を最近改正したと述べました。
ブラッドリー氏によると、今回の改正は犯罪による軽犯罪に対する刑罰も変更したとのことです。
破壊された資産価値に関係なく、破壊行為は厳罰における監禁はされず、犯罪の軽犯罪は最大6ヶ月の拘束となるとブラッドリー氏は述べました。
同氏はまた、法律の変更は刑法で定められた罰則と一致せず、財産の破壊を非犯罪化していると付け加えました。
それは「破壊の価値に基づくいかなる比例的罰」も放棄すると彼は言っています。
たとえば、人がガラスのドアを破壊した場合、彼は新品のトラックを破壊した人と同じように扱われる、とブラッドリー氏は説明しました。
「議会は罰則の範囲を以前の扱いに戻すように法律を改正し、財産犯罪の犠牲者を財産の破壊から保護することを検討する必要があります。この改正により、破壊行為が交通違反のレベルにまで低減されます。それはより多くの犯罪を助長します。刑事罰は犯罪を阻止するはずです」とと同氏は話しています。
