＜グアム＞CDCがグアムの旅行リスクを中程度に下げる
米国疾病予防管理センターは、グアムの旅行リスクを数週間前に非常に高いから中程度に下げました。
5月18日にCDCは、グアムの旅行リスクをレベル4に更新しました。これは、COVID-19のレベルが高いため、島へのすべての旅行を避けるべきであることを意味します。CDCは以前、5 月3 日の時点でグアムをハイリスク・レベルであるレベル3に設定していましたが、数週間後にレベルを引き上げました。
CDCはグアムの旅行リスクをレベル2に引き下げました。
CDCによると、レベル2の地域は、COVID-19のレベルが中程度です。CDCは、旅行者に対して、渡航前に十分なワクチン接種を行うことを勧めています。
CDCはまた、COVID-19による重篤な病気のリスクが高い予防接種を受けていない旅行者に、目的地への不要不急の旅行を避けるようアドバイスしています。 旅行が必要で心配な場合は、医師に相談するようにCDCは伝えています。
ルー・レオン・ゲレロ知事は、「政府はCDCがグアムの旅行リスクを非常に高いレベルから中程度に引き下げたことを歓迎する」と述べました。
「これは、予防接種を受けた旅行者が検疫なしで国境に入ることを可能にする、最近更新されたプロトコルを補完するものです」と彼女は言いました。
知事は、グアムにはワクチン接種の成功を地域の駐在員と共有するユニークな機会があると言っています。
グアム・ビジターズ・ビューローは、そのプログラムを「ワクチンと休暇」を意味する「Air V&V」と呼んでいます。 観光客にCOVID-19 の予防接種と休暇パッケージを提供することで、グアムの観光産業を活性化できることが期待されています。
このプログラムにより、この地域の国々に住むアメリカ人は、予防接種を受けるためにグアムに来ることができます。
ジョンソン＆ジョンソン社製のワクチンは、1回の接種で済みます。ファイザー社とモデルナ社のワクチンでは、訪問者は最長で1ヶ月間滞在することができ、グアム経済にお金を循環させます。
グアムはまた、将来的には非米国市民にもこのプログラムを開放することを計画しています。
「さらに、私はグアムのワクチン供給を増やして、非米国市民が注射のためにグアムに旅行できるようにすることを要請しました」とレオン・ゲレロ知事は言っています。
ジョシュ・テノリオ副知事は、COVID-19を阻止するためにグアムが総力を挙げて取り組んだ結果、旅行リスクが低下したと述べています。
「私たちの島は、行動を起こすようにとの呼びかけに応えてくれました。グアム解放作戦に着手し、グアム解放記念日までに集団免疫を達成することを目標としていますが、私たちは島の人々と、お互いの安全を守る能力に自信を持っています」と述べました。
