<サイパン>LGBTQ+擁護団体がヘイトクライム対策法案の可決に感謝
マリアナ諸島のLGBTQ+ T-Projectの創設者であるタイラ・リン・サブラン(TYRA Lyn Sablan)氏は、憎しみを動機とした犯罪に重い刑罰を課すことを提案した下院法案22-18を可決した下院に感謝の意を表しています。
ドナルド・マングローニャ議員が作成したこの法案は、上院に提出されていますが、憎悪犯罪を定義し、基礎となる犯罪の最高刑が10年以上の場合、違反した場合の罰則は10年以下の懲役もしくは1万5千ドル以下の罰金、またはその両方とするなど、とさまざまな罰則を設定しています。
一市民としてコメントしたサブラン氏は、金曜日に行われたインタビューで、H.B.22-18を支持するよう地域社会のメンバーに働きかけたと語りました。
この法案はCNMIで必要とされているものだと同氏は言います。米国に比べて事件数は少ないが、憎悪を目的とした犯罪はここでも起こりうることだとしています。
サブラン氏は、上院がH.B.22-18を可決することを期待しており、知事がそれに署名することをさらに期待しています。
彼女は、CNMIの人々は礼儀正しい人々だと述べ、「CNMIには憎しみの余地はありません」と話しています。
多様な文化を持つCNMIですが、島では常に愛が勝ちますと彼女は付け加えました。
「ここは非常に結びつきの強いコミュニティです。憎しみはありませんし、これからもそうありたいと思っています」とサブラン氏は語っています。