<グアム>殺人事件の被告が100万ドルの保釈金で釈放
殺人事件の被告、ニコラス・ウェイン・ムーアが拘置所から出てきました。
水曜日に殺人事件の保釈金100万ドルを支払い、さらに別の殺人未遂事件の保釈金10万ドルを支払ったことが裁判所の書類に記載されています。
釈放条件によると、彼は電子監視下に置かれ、当局への連絡なくジョナのアギラール通りにある住居から出てはならないとされています。
彼は、マイケル・ホセ・カストロさん(27)の失踪に伴う殺人罪で起訴されています。この殺人未遂事件は、カストロさんが最後に目撃される数週間前の昨年10月に、治療を求めて海軍病院グアムに現れたものの、詳細をほとんど話さなかった男性に銃弾が撃ち込まれたことに起因するものです。
検察側は、昨年末にカストロさんが殺害され、その遺体が海に捨てられたか、グアムに隠されたと主張しています。
血痕や銃弾の跡があるカストロさんの車は、被告人の父親が経営する会社が所有するセキュリティで保護された敷地内で発見されました。
裁判資料によると、ムーア被告は11月6日、「情報源」としか名乗らない別の人物に、カストロさんをコンバットナイフで刺して殺害したと告白しています。
弁護側は、検察側がムーア被告を殺人事件に結びつける遺体がないと主張しています。