<サイパン>雇用、Covid-19、大麻の問題を議論する司法会議
2021年7月2日(金)、ハイアット・リージェンシー・サイパンにて、司法会議(JUDICIAL CONFERENCE)が開催されました。
トピックとしては、雇用、Covid-19、大麻に関する問題などが挙げられました。
講演者は、雇用機会均等委員会のスーパーバイザリー・トライアル弁護士であるNakkisa Akhavan氏と、Shryne Group Inc.のゼネラル・カウンセルであるJohn Malone氏です。
両者ともバーチャルでの講演でした。
Akhavan氏は、ボストック(Bostock)訴訟が雇用主や差別請求に与える影響、職場における宗教的差別問題、その他の潜在的な法律の影響など、最近の米国最高裁の判決について説明しました。
ジョージア州クレイトン郡で、ジェラルド・ボストック氏はLGBTのソフトボール・リーグに参加していたことが彼の雇用主に発覚して解雇された、児童福祉サービスコーディネーターでした。
しかし、最高裁は、1964年公民権法第7章が、同性愛者やトランスジェンダーであることによる差別から従業員を保護するものであるとしました。
Akhavan氏は、雇用法や訴訟におけるCovid-19の課題についても説明しました。
マローン氏は、「カンナビス(Cannabis);セキュリティ、コンプライアンス、キャピタルファイナンス」について話しました。
会議は午前8時に始まり、午後12時に終了しました。
この会議には、CNMIの司法官と裁判官が出席していました。