<サイパン>大使館が中国への航空便の承認するのを待っているIPI
弁護士のマイケル・ドッツ氏は、IPIが連邦裁判所に提出した26日の状況報告書の中で、サイパンのカジノ投資家が以前雇用していた中国人を送還するために、中国大使館が中国への渡航を承認するのを待っていると述べました。
同弁護士は、7月末から8月初旬の渡航を目標としていると述べています。
また、「報告期間中に数名の元従業員がフィリピンに送還されたが、元従業員の大規模な送還は行われなかった」とも述べています。
ドッツ弁護士によると、今回の報告期間中(7月6日~7月12日)での給与の支払いはありませんでした。IPIの次回の給与支払いは、2021年7月16日(給与15日)になります。
今回の報告期間中に和解金の支払いはなかったと同氏は述べ、「次の和解金は8月1日に支払われる予定です」と付け加えました。
従業員の住居や食事については、「報告すべき新しいことは何もない」と同弁護士は述べました。
また、ガラパンにあるインペリアル・パシフィック・リゾートの建設工事は、裁判所の命令により中断されたままだとのことです。
2021年3月23日、IPIと米国労働省は、2019年4月11日の同意判決を修正するよう裁判所に申し入れを行いました。
同意判決に基づき支払うべき総額は336万ドルでした。
当事者の取り決め規定によると、IPIは2019年3月から2021年3月までに、同意判決に向けて合計1929,425.28ドルを支払いました。前回の同意判決の残額は143万0574ドルに未払賃金4万7856ドルを加えた総額147万8430ドルでした。
IPI社は、2021年4月1日から2021年12月1日まで、毎月16万4270.08ドルを増額し、合計額147万8430.72ドルを支払うよう命じられました。
現在までにIPI社は、2021年4月から2021年7月まで、65万7,080.32ドルの支払いを行っています。
「IPIは、和解金でカバーされている金額に加えて、IPIの従業員にまだ支払わなければならない金額の解決に向けて、両当事者が進展したと考えており、IPIはこの問題をすぐに完全に解決したいと考えています」とドッツ氏は述べています。
また、この修正判決では、カジノ投資家に対し、法廷侮辱行為の解消と支払いの進捗状況を毎週報告するよう求めています。