<グアム>知事がパンデミック発生後初の島外出張へ
ルー・レオン・ゲレロ知事は12日、7月22日からワシントンD.C.、カリフォルニア、ハワイに出張する際に、メディケイドの資金調達を含むグアムの問題を個人的に訴えていくと述べました。
これは、2020年3月にCOVID-19パンデミックにより公衆衛生上の緊急事態を宣言して以来、初めての島外出張となります。
戻ってくるのは8月4日だそうです。
知事は、超党派の法案が成立すれば、グアムとその他の準州が、メディケイドの「崖」と呼ばれる財政と医療の危機を回避することができると主張します。
これが成功すれば、グアムをはじめとする準州の財政危機や医療危機を回避することができます。
この法案は、グアム、プエルトリコ、米領バージン諸島、北マリアナ諸島、米領サモアに、今後数年間にわたり安定したメディケイド資金を提供することで、迫り来る財政の崖を回避するものです。
この法案の趣旨は、グアムへのメディケイド資金の増額と、連邦政府による一時的な医療扶助の割合を83%にすることを、今後8年間延長することです。
ワシントン滞在中は、ホワイトハウス関係者や、グアムを管轄する内務省長官を含む内閣官房長官と会談する予定だとのことです。
ワシントンでは、ホワイトハウスの高官や、グアムを管轄する内務省の長官などの閣僚と会談する予定で、「コンパクトへの影響、病院への助成金、余った土地…メディケイドなど、私たちの島に非常に関連するすべての問題について話し合う予定です」と知事は述べています。
また、ジョー・バイデン大統領の巨大なインフラ法案にグアムが参加するよう、商務長官との会談も予定しているとのことです。
レオン・ゲレロ知事は、ワシントンD.C.にある第二次世界大戦記念館で、戦争で亡くなった人々に敬意を表して花輪を捧げます。
7月21日、グアムは、第二次世界大戦中に日本の占領下から米軍によって解放されてから77周年を迎えます。
知事は、サンフランシスコで連邦政府のリージョン9の役員と会談する予定です。
その後、ハワイに移動し、米国のインド太平洋司令官ジョン・アキリーノ提督と会談する予定です。
政府の渡航は2020年3月から制限されていました。