<サイパン>クレーンの安全性に関する懸念をIPIの退任弁護士が調査
インペリアル・パシフィック・インターナショナルのマイケル・ドッツ弁護士は、29日の現状報告の中で、ガラパンのIPI建設現場にあるクレーンの安全性に懸念があることを認識していると連邦裁判所に伝えました。
「コモンウェルス・カジノ委員会は、弁護士がこの問題を裁判所に報告するよう求めたと思われます」とドッツ弁護士は付け加えました。
「この訴訟は現場の安全性に直接関わるものではありませんが、公共の安全のために、またCCCの要請により、ここで言及されており、弁護士はこの問題がどれほど深刻なものかを判断するために調査を行います」とドッツ氏は述べています。
同氏はまた、弁護士費用の未払いを理由に、IPIの代理人を辞任することを裁判所に伝えました。
同氏は今週末に辞退の申し立てを行う予定で、IPIは現在、代理の弁護士を探しているとのことです。
2020年11月に、ドッツ氏も弁護士費用の未払いを理由にIPIの弁護士を辞退しています。
未解決
連邦裁判所への最新の報告書の中でドッツ氏は、「IPIが一部の従業員に支払うべき追加金額をめぐる問題はまだ解決していない」と述べています。
しかし、同氏は、7月30日に給与は問題なく全額支払われたと伝えています。
IPI社の次の給与支払いは8月13日(給与支払日17日)となっているとドッツ氏は付け加えました。
同氏によると、IPI社の親会社は、2021年7月30日に8月分の和解金を米国労働省に電信送金したとのことです。
次の和解金は9月1日に支払う予定です。
従業員の住居や食事についてドッツ氏は次のように述べています。「ルーシーズ・アパートメントのリースは終了し、IPIはそこに住む従業員をシュガーキングの住宅に移す手続きをしています。これはコスト削減の一環です」
同氏はさらに、8月3日にはフィリピンからの6名の従業員が本国に送還される予定であると付け加えました。
「IPIは、まだ残っている中国人を送還するために、中国大使館がサイパン-韓国-中国間のフライトを承認するのを待っている」と同氏は述べました。
また、裁判所の命令により、ガラパンのインペリアル・パシフィック・リゾートの建設工事は中断されたままです。
現在までにIPI社は、2021年1月から8月までに合計82万1350.60ドルの和解金を支払っています。
修正同意判決によると、IPI社は、2021年4月1日から2021年12月1日まで、毎月16万4270.08ドルを増額して支払い、合計金額は147万8430.72ドルとなります。