＜グアム＞知事による予防接種証明の義務化を受けてレストランが適応
月曜日に発効した、レストラン、バー、ジムなど人が集まる場所の利用者にワクチン接種の証明を義務付ける行政命令を受けて、一部のレストランが閉店またはダイン・イン・サービスを停止すると発表しました。
タムニンにあるデザートショップ「Håfaloha」は、この行政命令に対応して一時的に営業を終了した中小企業のひとつで、日曜日にインスタグラムで公式に発表しました。同店では、従業員にワクチン接種を強要したり、顧客にワクチン接種票の提出を求めたりすることはないとしています。
その投稿によると、お店は営業を続けた場合、「課せられる罰金を支払う余裕がない」としています。
「この偏見に満ちた扱いは違憲、非倫理的であり、私たちの市民権が侵害されているため、我々は従いません」とインスタグラムに投稿されています。
グアム・ホテル＆レストラン協会のメアリー・ローズ会長は、行政命令が発令された後、グアム・ホテル＆レストラン協会はこの義務化に同意しておらず、職場でのワクチン接種は各雇用者の判断に委ねられるべきだと述べました。その代わり、金曜日に知事が発表したのは、レストラン、バー、クラブ、フードコート、映画館、スポーツイベント、ジム、フィットネスセンター、ダンススタジオ、スイミングプール、ボートクルーズなどに入場する12歳以上の人のワクチン接種状況をチェックすることが事業所に課せられるというものでした。
「Meskla CHamoru Fusion Bistro」のゼネラルマネージャー、レナード・カンポス氏は、このレストランはすべてのゲストと従業員の権利と自由を尊重しており、この義務化は一種の差別であるとし、強く反対しています。
「お客様や従業員に予防接種の証明書を提示させることに我々は反対しました。これは彼らの権利と自由を侵害するものであり、さらに重要なのは、必要のないコミュニティの分断を招くことです」
ハガニャのフラミンゴ・レストランは、日曜日のインスタグラムの投稿で、サービスを持ち帰り用に限定することを発表しました。
オーナーのDongman Chang氏は、新たな義務化による罰金や罰則は、中小企業を苦しめることになると述べています。
「すべてのコストが上昇している今、私たちは苦労しており、生き残るために努力しています」とチャン氏は言います。「価格も上げていません。安全のために持ち帰りに戻しています。大変ですが、これを乗り越えていきます」
“Buen Provecho Taco Shack”のオーナーJoshua Pangelinan氏は、もしお客さんに予防接種カードを要求したら、「人権を奪うようなものだ」と述べています。
“Mosa’s Joint”の総支配人Blake Bristol氏は、このレストランは新しい義務に従うために最善を尽くしていると述べています。従業員は、予防接種カードや、店内で食事をするお客様の身分証明書を確認しています。
「誰もが不安を抱え、それぞれの選択をしていることを理解しています」とブリストル氏は言います。「ワクチンの接種を義務付けることは、人々に強制することができないため、常に滑りやすいものだと感じています……人々が今のルールに従えば、うまくいけば違いが見えてくると思います。ワクチンを接種していない方でも、テイクアウト・サービスで対応させていただきます」
キングズ・レストランのゼネラルマネージャー、フランク・ソロモン氏は、新しいプロトコルに従うことは大きな調整が必要であり、もっと準備期間があってもよかったと述べています。
「皆の安全を確保しなければなりません」とソロモン氏は言います。「予防接種を受けていないお客さまを失うことになると思います。でも、同時に罰金も取られたくありません」
タモン・サンズ・プラザにあるジョイナス・レストラン・ケヤキのアドミニストレーション＆カスタマーサービス・マネージャー、カワノ・イクコ氏は、ガイドラインのせいで食事をしたくないというお客様の不満を聞いています。カワノ氏は、レストランとお客様の両方に、準備のための時間的余裕があることを望んでいたと言います。
Cawano氏は、知事の指示について、「お客様への猶予期間はありませんでした。すでに多くの予約が入っていて、まだワクチンを接種していないかもしれないので、あまりにも急な話だと思いました」と述べています。
