<サイパン>IPIがタワークレーンと資産を嵐の被害から守るための提案を提出
弁護士のマイケル・ドッツ氏は、連邦裁判所に提出した32回目の状況報告の中で、当事者はImperial Pacific International LLCのタワークレーンと資産を嵐の被害から守るための作業を許可する規定と命令案を検討していると述べました。
同氏によると、IPIは今週中にも規定書と命令案を裁判所に提出する予定だとのことです。
しかしながら、「ゴミの収集をめぐって問題が発生しています」と同氏は述べ、「このサービスを提供していた会社が作業を停止しています。IPIは自社の従業員と協力して、ゴミと衛生の問題に取り組んでいます」と付け加えました。
同氏はまた、報告期間中(8月17日から23日)に給与の支払いはなく、IPIの次の給与の支払いは8月27日(給与18日)であることを伝えました。
和解金の支払いについては、「報告期間中に和解金の支払いはなかった」と弁護士は述べています。
第1次修正同意判決の支払計画の修正については、8月23日にNMI地方裁判所のラモナ・V・マングローニャ首席判事が承認し、署名しました。
ドッツ氏は、IPI社の従業員の食事や送還に関して、新しい報告はないと述べました。また、ガラパンにあるIPI社の建設作業は、裁判所の命令により停止したままであると述べました。
IPIのカジノは2020年3月、世界的なコヴィド-19パンデミックの発生に伴い閉鎖されました。
第1次修正同意判決に従って、IPI社は2021年4月1日から2021年12月1日まで毎月16万4270.08ドル、総額147万8430.72ドルを支払わなければなりません。
しかしながら、IPI社は、ガラパンの建設現場での安全作業や建設用クレーンの確保を行うため、2021年9月の支払いを延期することが認められました。
現在までにIPI社は、2021年1月から8月までに82万1350.60ドルの支払いを行っています。
2021年3月29日にIPI社と米国労働省との間で締結された修正判決の一部として、IPI社は同様に、法廷侮辱行為の浄化と最初の同意判決の残額の支払いの進捗状況について、毎週状況報告書を提出することが求められています。
前回の状況報告では、マイケル・ドッツ弁護士が、弁護士費用の未払いを理由に、IPI社の代理人を辞めることを裁判所に求めていました。
Manglona判事は、ドッツ氏の辞任要請を考慮しました。