<グアム>マニラ-グアム間の旅行はウイルス感染者が多いため一時停止
フィリピン政府がグアムからの入国を停止したことに伴い、マニラとグアム間の旅行者や空輸品の流れが停止しています。
フィリピン政府は、9月10日に発表した旅行勧告で、グアム、アゼルバイジャン、グアダルーペ、イスラエル、コソボ、モンテネグロ、北マケドニア、セントルシア、スイスを、同国の最新の”レッドリスト”に掲載されている国や地域として挙げています。
旅行勧告によると、「上記のレッドリストの国からの入国者、または過去14日以内に上記の国に行ったことがある入国者は、入国を許可されない」とのことです。
この渡航禁止令は9月12日に発効しました。
レッドリストに挙げられた国から9月12日までに到着した旅行者は、フィリピン政府が指定したホテルで14日間の検疫を受ける必要があり、その費用は旅行者が負担します。また、到着後7日目にCOVID-19検査を受ける必要があります。
今回のグアムへの渡航勧告は、米国疾病管理予防センターが、グアムはCOVID-19の感染リスクが非常に高い地域であると旅行者に警告したことを受けたものです。
先週、グアムでは、COVID-19の感染者が1日に100人から300人以上の割合で数日間にわたって発生しました。また、グアムでのCOVID-19による死亡者数も急増し、この1週間だけでもCOVID-19に関連した10数名の死亡者が発生しています。
この渡航禁止令を受けて、フィリピン航空はマニラ-グアム間のフライトを停止しました。
フィリピン航空によると、マニラからグアムへのフライトは9月12日に乗らず、9月16日のフライトも渡航禁止のためにキャンセルされています。
また、9月13日と9月17日のグアム-マニラ便も運休となりました。
フィリピンの勧告によると、この禁止措置は9月18日まで有効とのことです。