<グアム>GDOE「オンラインプログラムを『長期的な選択肢』として維持したいと考えている」
グアム教育省のオンラインプログラムは、昨年度に生徒に初めて導入されて以来、急速に進化しています。生徒全員がオンラインになったことはまだ記憶に新しいですが、当局はパンデミック後のオンラインプログラムの発展を見据えています。
現在、オンラインプログラムは、COVID-19の安全性への配慮から、便宜的に提供されています。
ジョセフ・サンチェス副学長(教育課程担当)は、「2学期は、先に述べたように、おそらく空き状況に応じて実施することになるでしょう」と述べています。「オンライン学習への移行を希望する保護者の総数を見て、それに対応できる教師がいるかどうかを見極める必要があります」と同氏は言います。
しかし、GDOEは教師に関してはすでに不足しています。GDOEは、対面式とオンライン式の教師のポジションに63の欠員があると報告しました。
先週、ジョン・フェルナンデス教育長は、COVID-19患者の増加に伴う健康と安全への懸念から、オンラインモデルへの移行を希望する生徒からの要望が250件あったと報告しました。
「COVID-19の数によっては、実際に増えるかもしれません」とサンチェス氏は言います。「そうは言っても、長期的な選択肢として、オンライン学習モデルを維持することを検討しています」
現在、オンライン・プログラムは、すべての学年の生徒に提供されています。現在、このプログラムには2,976人の生徒が登録しています。
学年別では、小学生1,250名、中学生1,006名、高校生720名がオンライン学習者として登録しています。
サンチェス氏は、小学生にとっては対面式の指導が最も効果的な教育手段であると指摘します。
「小学校では、長期的なオンライン授業の話はあまり支持されませんでした。例えば、幼稚園や幼児教育の専門家、グアム大学の専門家でさえ、小学校の長期オンラインプログラムを推奨していませんでした」とサンチェス氏は話しました。
中学・高校の生徒
小学校のオンラインプログラムは、GDOEがパンデミックを乗り越えるために段階的に廃止される可能性がありますが、GDOEは長期的なオンラインオプションを中等部の生徒が利用できるようにすることを検討しています。
中学レベルでは、医学的な問題を抱える生徒のために限定的なプログラムを提供することを検討しています。
「現在、病気のために常にハードコピーや自宅学習をしている生徒がいることを知っています。中学校でもそれが適用されるのではないかと考えています」とサンチェス氏は言っています。
高校生を対象とした大規模なオンラインプログラムも検討されています。
「高校生向けには、本格的なオンラインプログラムを導入する可能性があります。オンラインコースで高校卒業資格を取得するプライマリー・ワークや、クレジット・リカバリーなどが考えられます」とサンチェス氏。
また、ハイブリッドプログラムの開発も検討されています。
ハイブリッド・プログラムとは、1日の半分を教室で過ごし、残りの半分をオンラインで過ごすというものだとサンチェス氏は言っています。
このアイデアは、社会人や高等教育機関において遠隔教育が果たしている役割を認識したものです。GDOEの学生は、テクノロジーに精通した世界に備える必要がありますが、そのようなオンラインプログラムには、プログラムの指針となるパラメータが必要です。