＜サイパン＞IPIの和解金3万ドルの小切手が不渡りになったと弁護士が発表
インペリアル・パシフィック・インターナショナルLLCは、ウィリアムM.フィッツジェラルド法律事務所信託口座に振り出された3万ドルの小切手が不渡りになったことを弁護士が連邦裁判所に伝えました。
フィッツジェラルド氏は、以前にIPIのピットマネージャーであるスティーブン・ブラウン氏をセクハラと精神的苦痛の意図的な付与で告訴したユキン・グイ氏の代理人を務めています。
グイ氏は、IPI社に対する訴状を6万ドルで和解しましたが、同弁護士によると、「IPI社はこの裁判所の判決に従わず、必要な3万ドルの支払いを怠っている」といいます。
IPIの3万ドルの小切手が不渡りになったと同氏は付け加え、IPIに対して理由を示す命令を出すよう裁判所に要請しました。
同氏は、IPIが侮辱罪に該当し、その制裁を受けるべきでない理由を裁判所に説明すべきであると述べました。
10月7日に行われた原因究明のための聴聞会で、NMI地方裁判所のラモナV.マングローニャ主席判事は、IPIに対する侮辱罪適用の認定を行いました。
同判事はまた、原告の弁護士費用の請求も認めました。
原告は、弁護士報酬および費用に加えて、支払残額の即時支払い、IPI社が支払いを怠る1日ごとに2,000ドルの罰金、さらにIPI社が義務を怠り続ける場合にはさらなる制裁を求めています。
また、IPI社が資金不足を主張する場合、原告は「判決を満たすためにIPI社の資産を売却することを裁判所に申し立てる」としています。
IPI社は、他にも元取引先や従業員からの訴訟や、IPI社の独占カジノ・ライセンスの剥奪を検討しているコモンウェルス・カジノ委員会から提訴に直面しています。
