＜グアム＞COVID-19に関連した2名の死亡者：ウイルスに関連した子供たちの病気について
水曜日、COVID-19に関連した死亡例がさらに2件報告され、また、このウイルスに関連した小児の多系統炎症症候群の医師による診断例が初めて報告されました。
共同情報センターによると、死亡した2名はいずれも基礎疾患があり、ワクチンを接種していませんでした。
– COVID-19関連の218人目の死亡者は、10月12日にグアム・リージョナル・メディカル・シティで発生しました。この52歳の男性は、COVID-19陽性の患者として識別されていました。
– 219人目のCOVID-19関連の死亡事例は10月13日に米国海軍病院グアムで発生しました。この64歳の女性は同日、陽性反応を示しました。
知事は、自身、夫のジェフ・クック氏、副知事のジョシュア・テノリオ氏からの哀悼の意を表しました。
レオン・ゲレロ知事は、「この致命的なウイルスにより、本日、再び人命が失われたことを発表するのは、大変悲しいことです。ジェフ、ジョシュ、そして私は、亡くなった方のご家族に哀悼の意を表し、亡くなった方のために祈りを捧げます」伝えています。
地元の病院へのCOVID-19の入院患者は61名。そのうち34人はワクチンを接種していません。JICによると、そのうち11人が集中治療室に入院しており、10人が人工呼吸器を装着しているとのことです。
グアム・メモリアル病院には、小児のCOVID-19患者が1名いるとJICは報告しています。
小児の多系統炎症性症候群（Multisystem Inflammatory Syndrome
グアムのすべての医療従事者は、MIS-Cの可能性のある症例を警戒し、DPHSSに報告するよう求められている、とJICは述べています。
疾病対策センターによると、この病気はMIS-Cと略され、心臓、肺、腎臓、脳、皮膚、目、消化器など、さまざまな体の部位が炎症を起こす可能性がある状態です。
「MIS-Cの原因はまだ分かっていません。しかし、MIS-Cを発症した子どもたちの多くが、COVID-19の原因となるウイルスに感染していたこと、またはCOVID-19を発症した人の周りにいたことが分かっています。MIS-Cは重篤で死に至る可能性もありますが、この疾患と診断されたほとんどの子どもたちは、医療によって快方に向かっています」とCDCは述べています。
CDCはまた、基礎疾患のある子どもがMIS-Cに感染しやすいかどうかは、まだ分かっていないことも指摘しています。
「これらは、CDCが理解しようと努力している多くの疑問の一つです」とCDCは述べています。「CDCのすべての推奨事項は、その時点で入手可能な最善のデータと科学に基づいており、さらに情報が得られれば更新していきます」
JICの報告によると、21歳以下のMIS-C患者は、持続する発熱、腹痛、下痢、嘔吐、皮疹、目の充血、めまいやふらつき-または低血圧の兆候-疲労感を呈し、多臓器病変-例えば、心臓、胃腸、腎臓、血液、皮膚、神経など-や炎症マーカーの上昇など、様々な兆候や症状を示しています。
すべての子どもが同じ症状を示すわけではなく、ここに記載されていない症状を示す子どももいるとJICは報告しています。
MIS-Cは、子供がSARS-CoV-2に感染してから数週間後に始まることがあります。本人は、無症候性の接触者から感染した可能性があり、場合によっては、子どもやその介護者が感染したことに気づかないこともあります。
CDCは、COVID-19やMIS-Cに関する懸念を含め、子供の健康に懸念がある親や介護者は、直ちに小児科医などの医療機関に連絡すべきだと述べています。
