＜サイパン＞知事は辞任せず、公正な上院裁判を期待する
ラルフDLGトレス知事は24日、「私は辞任しない」と述べました。「ベニグノR.フィティアル前知事と私との間の問題は全く異なる」と、KKMPラジオでのメディアブリーフィングで知事は付け加えました。
2013年2月、Fitial前知事は下院によってCNMI初の弾劾された知事となりました。同氏は上院が裁判を行う前に辞職しました。
トレス知事は、政敵が20議席の下院で弾劾決議を可決する数を持っていることを認めましたが、汚職、職務怠慢、窃盗の重罪の疑いで無罪であることを改めて強調しました。
同氏はまた、上院が公正な裁判を行うことを望んでいます。
9人の議員のうち6人が有罪に投票すれば、トレス知事は罷免されることになります。
トレス知事は、上院での裁判が迫っていることについて、「これ以上、手続きが進むことはないと確信している」と述べました。民主党が主導する下院とは異なり、上院は知事の仲間の共和党が支配しています。
トレス知事は、下院の特定の議員たちが、自分たちの政治的意図のために認めたくない問題がたくさんあると述べました。
「例えば、知事選に立候補しているティナ・サブラン議員には、私を罷免するためにあらゆる手段を講じようとする動機があります」
「もし人を殴ったことで起訴された何者かが、（下院の調査委員会に）座っているべきでしょうか」と知事はビセンテ・カマチョ下院議員のことを指して付け加えました。
知事は、下院弾劾特別委員会には、事実を公正に見るメンバーがいることを望んでいると述べました。
下院の民主党・無所属ブロックは11人、アーノルド・パラシオス副知事の知事候補を支持するグループは4人です。
弾劾決議には、少なくとも14名の議員が必要です。
トレス知事は、このプロセスの結果がどうであれ、立法府と協力することに変わりはないと語りました。「対処すべき問題は山積している。恨みっこなし、前に進むしかない」
訴訟について
知事側の弁護士が知事に代わって下院司法・行政運営委員会を相手に起こした訴訟で、ペドロ・トワイ下院守衛官が公的資格で被告になったことについて問われたトレス知事は、「記録として、彼の名前を入れるべきでなかったと言いたい」と答えました。
知事は、この訴訟は行政府と立法府の間の紛争を解決するために司法に求めているのだと言っています。
「知事に不満のある立法府は、知事を召喚することはできない。立法府が気に入らないからといって、最高裁判所長官や裁判官を召喚することはできない」
トレス知事は、民主党率いる下院JGOは、政府の独立した対等な部門に対して違憲の支配を主張していると述べました。
