＜サイパン＞トレス訴訟の審理が延期される
ラルフ・トレス知事の下院司法行政委員会に対する訴訟の初回審問は延期され、3月に行われることになりました。
上級裁判所の臨時判事ティモシー・ベラス氏は、トレス氏の訴えを却下するJGOの前回の申し立てに関する審理の再スケジュールを、当事者たちの要請として認めました。ベラス氏は、当事者の共同声明に従い、2月18日に設定された審理を取り消し、3月31日午前9時に再スケジュールしました。
裁判官はまた、トレス氏に対し、2月24日までにJGOの却下の申し立てに応じるよう命じました。JGOも3月24日までに返答を提出するよう命じられています。
JGOのブレンダン・レイデ弁護士とジョセフ・タイジェロン・ジュニア弁護士が提出した申し立てによると、CNMI憲法の言論・討論条項は、「実力のない訴訟を弁護する負担」を含む行政府による嫌がらせから議員を守ることを意図しているとのことです。
「言論・討論条項は、立法府の監督を行うJGO委員会を、今回の訴訟のような嫌がらせから守るものである。知事の証人喚問など、正当な立法活動の範囲内にある行為については、絶対的な免責がある。したがって、この訴訟は規則12(b)(6)に基づいて却下されなければならない」とこの申し立てで述べています。
先月、トレス氏と知事室は、知事を法廷侮辱罪に問うたJGO委員会の決定について訴えました。トレス氏は救済措置として、上級裁判所が、JGO委員会が彼に出した召喚状は無効であり、違法であると宣言することを望んでいます。
トレス氏は訴状で、召喚状の発行がコモンウェルス法に違反し、コモンウェルス憲法が付与する証言免責を侵害し、連邦憲法に違反して有効な立法目的を欠き、コモンウェルス憲法に違反して他の行政機関に憲法上委任されている責任を簒奪したとしてJGO委員会を訴えていると述べています。
さらにトレス知事は、救済措置として、召喚状を取り消し、委員会による召喚状の執行を停止するよう裁判所に求めています。
https://www.saipantribune.com/index.php/hearing-on-torres-lawsuit-is-pushed-back/
