<グアム>物価上昇への対応に苦慮する住民
ある女性は、価格高騰の前は、ガソリンを入れるのに50ドルだったと言います。しかし、金曜日に給油したところ、約60ドルになっていました。その10ドルは、ますます高くなる食料品など、他の必需品に回すことができると彼女は言っています。
ガソリンを節約するために、彼女は窓を開けて運転するようになりました。
パンデミックのため、彼女の両親は働いていないので、収入を得ているのは彼女だけなため、経済的に助けているのだとのことです。
全国的に
AP通信によると、全米の消費者物価は過去40年間で最も速いペースで上昇しています。1月の物価は前年比7.5%上昇しました。主な要因はガソリン代で、昨年1年間で40%上昇しています。
タムニンに住むジョー・ゲレロさん(60歳)によると、彼の家族は、運転やガソリンを入れるのを避けるために、家にいることが多くなり、財布の中身をもっとよく見なければならなくなったとのことです。
「ガソリンが上がれば、すべてが上がる。今、私たちが経験しているパンデミックと同じくらい、それは難しく、さらに難しくなってきています。今、私たちは手に入るものだけで生活しているのですから」とゲレロ氏は話しています。
グアム消費者物価指数は、消費者が商品やサービスに対して支払う価格の変化を測定するもので、2020年の第4四半期と昨年の第4四半期のコストの変化を示しています。
ガス代は32.9%値上がりしました。食品全体の価格は10.9%値上がりました。
食品価格
「以前は1回60ドルくらいだったのが、気がついたら100ドル近くになっていました」とトヤマさんは言っています。
トヤマさんの家族は、物価の上昇を補うために、日持ちのする食事を心がけています。
彼女はまた、野菜や果物を安く手に入れるために、いろいろなスーパーやフリーマーケットに行き、価格を比較するそうです。でも、あまり効果がなく、そこでも値段が上がっていることに気づいたと彼女は言います。
イナラハンに住むジョン・ブカット氏(40歳)は、食料品の買い物に使っていた予算が、この数カ月で2倍になったと言っています。
「予算を管理し、使いすぎないようにしなければなりませんが、パンデミックと経済状況のせいで、本当に大変です」と彼は言います。
解決策
ブカット氏とゲレロ氏はインタビューで、知事の事務所が創設した現金支援プログラムが助けになることを期待していると語りました。このプログラムは、一定の条件を満たす住民に3カ月間、毎月100ドルを支給し、ガソリン代を支援するものです。
対象者の詳細については、まだ発表されていません。アデラップ(知事室)によると、このプログラムは3月15日から申請を受け付ける予定です。
「知事が、3ヵ月間、毎月100ドルを支給するプログラムを考えてくれたのはありがたい」とゲレロ氏は言いました。
同氏は、このプログラムの意図は理解できるが、知事と立法府はもっと分配すべきだと思っています。